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はちきれそうな。 ページ27

神山くんはずっと私のことを見てくれている





そのせいか


声が震えて上手く言えない



このモヤモヤした感じ全て出したい






でも、淳太先輩と照史くんのため…






神山「海里さんありがとうな 応援してくれて…

じゃ、俺帰るわ… また、お披露目の時〜」








行っちゃう…!!



ダメ…







ぁぁー!!








「今の神山さんは幸せそうに見えません!!


絶対に、WESTの時の方が幸せでしたよね




神山くんが笑ってる時私も笑顔になれました



神山くんに一番似合っている職業です





神山くんを見て、″神山くんがアイドルで良かった″



って何回思ったことか…」








神山「俺は、好きでこの仕事してるんや…


誰かにどうこう言われようが辞める気はないで」







神山くんは背中を向けながらそういった



顔が見れない、どんな顔をしているんだろう







「じゃぁ、あの笑顔でこの仕事出来ますか?


心から楽しいって言えますか?



神山くんが一番好きなのはダンスですよね…




好きでアイドルになったんですよね?





大好きなメンバーと一緒にデビューしましたよね?







お願いします、また再結成してくれませんか」









|









「そして淳太くんの話、聞いてくれませんか?」







演技力なんていらない




私の正直な思い





神山くんにも届いて欲しい






神山「……ッ」





神山くんは歩き出そうとした



今度こそ届け…


|









|








「台無しじゃないです!!






神山くんのアイドル人生は無駄じゃない






ジャス民の心には神山くんがずっといます



神山くんに出会えたから、






出会えたから!! ……ッ」







______________ __





「ウッ…ッグズ… ご、ごめんなさい…」





何言ってんだろ、自分




神山くんはファッションの仕事好きに決まってるじゃん




なのにダンスが1番だって…






最低なファンだな私






完全に嫌われた…





次会う時のお披露目は休もう






中間「泣くなや… ごめんなホンマに辛かったよな」




ずっと背中をさすってくれる淳太先輩





今はホントにずっと隣にいて欲しい




少しでも誰かに寄り添ってもらいたい




「淳太先輩、私今日は飲んでかえります…


探さないでください…」






中間「ちょ、飲んだらアカンって!」

何してんねん。→←あきらかに。



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作者名:ヒカル。 | 作成日時:2021年3月14日 23時

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