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ピーンポーン



「出るかな?」
「出るだろ」


ピーーンポーン



ドタドタ…ッ
足音が聞こえる


「はーい!どちらさんですか〜っと!」

中から俺たちを迎えてくれたのは

「は、はじめましてっ、伊奘冉一二三さん!」

「よーおヒフミサン。俺のこと覚えてっか?」



一二三さんは目を丸くして

「はじめまして!俺っちひふみん!ヤホヤホ!高坊の〜。そそ!山田ジローくん!と、そっちは〜??」

マシンガンのように自己紹介と俺の名前を聞いてきた。

「上戸鎖Aです!イケブクロ住みの高2です。写真とか撮ってて、シンジュクのみなさんも撮りたくて…!」

以前よりはマシな挨拶になったんじゃないだろうか。


「A!しっかりしてんね〜!いよいよ!でも〜独歩も先生も今仕事中だーから、写真はあとでもオケ?」

一二三さんは笑顔で答えてくれた。


「あっ、オケっす。俺もできればちゃんとしたセットでやりたいので…!」

「オケオケ〜!てかとりま中入んなよ!ジローくんもどーおぞ!」





「むっ、このスコーンマジうめ〜!!独歩来る前に全部食っちゃいそお」

一二三さんはスコーンを喜んでくれた。

「A前より上手くなってんじゃね?うめぇよ」

二郎も嬉しそうに食べてくれて、嬉しい。



「ありがとうございます!」






「ん〜そろそろ俺っち出勤しなきゃだ〜。駅まで送ってくよ。」


二郎さんはスーツに着替えながら俺らの相手をしてくれた。


夜のシンジュクの街を3人で歩く。

「いきなりお邪魔したのに、ありがとうございました。」

そう言うと、一二三さんはホストモードに入っているみたいで


「どういたしまして。これ、俺の連絡先ね。また会いに来てよ、子猫ちゃん♡」


そう言ってイケメンウインクをした。

これ、恋に落ちるやつだこれ…



「独歩くんと先生には俺から伝えておくね。またおいで。」

「はい!ありがとうございました。お仕事がんばってくださいね!」

「ありがとな、送ってもらって。またバトルで」






「二郎、今日はありがとな」

イケブクロについて2人で家に向かう。

「あ?こっちこそサンキュな。スコーンまじうまかった。」


それからたわいもない会話をして山田家の前に着く。


「んじゃな、二郎。」


そう言うと、
「や、送ってってやんよ。家ちけぇしいいだろ?」

「お、おう…」




今日も今日とて、優しい二郎に甘やかされる俺でした。

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ちゃんく(プロフ) - すらいみーる@元もちづきさん» わ〜!嬉しいですありがとうござます!続編がんばります(^^) (2018年10月18日 7時) (レス) id: dbc9699b6c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんく(プロフ) - かなめさん» ありがとうござます!続編ですね!頑張ります(^^) (2018年10月18日 7時) (レス) id: dbc9699b6c (このIDを非表示/違反報告)
すらいみーる@元もちづき(プロフ) - まだまだ読みたいので私も続編希望です!!! (2018年10月15日 23時) (レス) id: 3b52443fef (このIDを非表示/違反報告)
かなめ(プロフ) - 続編希望です!!! (2018年10月15日 19時) (レス) id: 1c0cf9ebd2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんく(プロフ) - 松の葉さん» お褒めの言葉めちゃくちゃ嬉しいです( ; ; )受け主やっぱいいですよね!更新頑張ります!これからもよろしくおねがいします!(^^) (2018年9月30日 22時) (レス) id: dbc9699b6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃんく | 作成日時:2018年8月21日 7時

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