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あれから、収録で石田さんと被ると決まって私たちは話をするようになった。





話せば話すほど、自分は石田さんと近しいものを感じた。







「最近、仲良いですよね2人。」





「そう?結構僕達似てるとこあるから話に共感し合えるんだよね」




「えー、似てるかなぁ。私はちょっと違うと思いますよ。だってほら、石田さんはいつもなら誘ったら来てくれますもん!」








そんな、共演者さんの発言になぜだか私は雷を打たれたようなショックを受けた。





石田さんは…いつもならそういう場に行くんだ。




石田さんは、そういう交流ができるんだ。





やっぱり、私とは違うんだ。








「安島さんも来たらいいのにぃ。楽しいですよ!」







その言葉に、何も返せず頭も真っ白。
私は無視するようにスタジオを出ていった。






そんな私を追いかけてきたのか、石田さんに肩を掴まれる。






「待って、安島さん!


大丈夫?顔色悪いけど……」





『い、しださん……


石田さんは…合わせられる、人ですよね。私とは違って、一緒にご飯に行って話を合わせて馴染むことが出来る…




石田さんは、変な人じゃなかった』






なんで、涙が出るんだろう。
自分勝手な涙だ。






「あのね、安島さん。僕が変な人かどうかは分からないけど…それは安島さんもだよ。周りが何を言っても自分は自分だからね。


僕はね、君は君のままでいいと思うんだ。しっかりと自分を守って大切にしてる安島さんのことを僕は変な人だとは思わないよ。」








この人は、本当にずるい。
私の欲しかった言葉を簡単に言ってのける。






私は、好きとかそういう感情が恋愛に繋がるのを理解できない。

私は石田さんが好きだ。この人の隣が1番居心地がいい。
1番、自分らしくあれる。




恋愛とかじゃなくて、それくらいじゃあダメかな。

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真菓子 - 続き楽しみに待ってますね☺️ご自身のペースで大丈夫ですから! (3月31日 21時) (レス) id: 396bdc0ede (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (3月16日 23時) (レス) @page32 id: 8bc829161e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:suisho | 作成日時:2024年2月9日 3時

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