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大丈夫、行かないと散々断ったのに無理矢理連れてこられた同期宅。
｢今から作るからゆっくりしてて〜｣
そう言ってエプロンを付ける彼女に少し呆れながらソファに座って台本を開いてみる。
少しして旦那が帰ってくると嫁の料理に参戦し始めた。
そんな様子を見送って、気づけばまた僕は眠ってしまっていたみたいだ。
＿＿＿＿｢彰が悪いのよ。仕事ばかりだし、全然私の事愛してくれない｣
｢仕事ばかりだったのは謝るけど、愛してなかった訳じゃないよ。好きじゃなかったらとっくに家も別にしてた｣
｢愛してくれてない！！愛してくれてたらキスだってそれ以上だってしてくれるじゃない！！｣
｢そういうのが恋人の全てじゃないでしょ。僕はただ、君と一緒に居れるだけで満足だった。｣
｢私は満足じゃなかった。貴方からの行動で愛を感じたかった。
もう私、貴方で満足できない。
彰は、恋愛に不向きだよ｣
そんなの……
＿＿＿＿｢言われなくても分かってるよ！｣
思わず口から出た自分の声に目が覚める。
そして、真っ直ぐに僕を見つめるAちゃんと目が合った。
『えっ…と…』
｢え？！何事？！
彰、あんたなに急にAに怒鳴ってんの？！｣
同期の夏目さんの言葉にようやく状況を掴めた。
今、寝言とはいえ関係の無いAちゃんに怒鳴ってしまった。
｢ご、ごめん！！！違うんだ、Aちゃんに言った訳じゃなくて…｣
『大丈夫、です。ちょっと、ビックリしただけです…
それより、彰さん…顔色悪いですよ…？』
驚いた表情から変わって心配そうな顔で覗き込まれると、つい顔を逸らす。
｢僕は、大丈夫。最近疲れてるからかな。あまりいい夢を見なくて｣
｢そんなお疲れの2人に私たち夫婦がご馳走を食べさせてあげるからね！！｣
夏目さんの声にテーブルを見れば、豪華なご飯が並んでいた。
いつの間に、こんなに用意したんだろう…
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真菓子 - 続き楽しみに待ってますね☺️ご自身のペースで大丈夫ですから！ (3月31日 21時) (
レス) id: 396bdc0ede (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！ (3月16日 23時) (レス) @page32 id: 8bc829161e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：suisho | 作成日時：2024年2月9日 3時
