夕食 ページ40
馬鹿なことをしている自分に呆れた｡部屋に向かっているのに部屋を通り過ぎるとは…
沈黙が流れる…何か言わなければと口から出たのが…
『イソップさんは今からどこに行くんですか？』
《自分からぶつかって迷惑かけてんのに私何言ってるんだろ》
イソップ「えと…夕食を食べようと…」
『そうなんですね！夕食を…あれ？』
イソップ「どうかしたんですか？」
『…私夕食食べてない…』
イソップ「え？」
キャンベルさんが倒れたことで頭がいっぱいで夕食を食べ逃していたことに気づく｡
『夕食の時､キャンベルさんが…』
今回のことをイソップさんに伝えると
イソップ「あぁ…夕食肉料理だったんですね」
『倒れるなんて知らなくて焦りました…』
イソップ「僕も夕食はこの時間帯なので気づいてあげられないです…」
とか話しながら食堂に向かっているのは内緒｡
結局また一緒に食事をさせてもらっている｡
『納棺師ってお化粧するって聞いたんですけど…』
イソップ「僕は人形を化粧しますね｡」
『お人形をお化粧…？』
イソップ「はい｡人間そっくりにするんです」
『それってオシャレもできるんですか？』
イソップ「…口紅とかチークは一般的な物を使っているので…まぁできるかと」
『なるほど…ちょっと教えて欲しいです！』
イソップ「ぇ？」
イソップさんは困惑した表情でこちらを見ているが…
『ちょっとお化粧してあげたい子がいて…』
イソップ「…いいですけど…一旦部屋から化粧箱を持ってこないと…」
『あ、じゃあ私待っとけばいいですか？』
イソップ「はい、ちょっと取ってきます」
『お皿片付けときますね〜』
私は半場強引に化粧を教えてもらうことに承諾を得た｡
私は2人分の食器を効率良く洗っていく｡
《この乾燥機の食器しばらくすると無くなってるけど誰か取りに来てるのかな？》
乾燥機にはみんなが洗ったはずの食器は無く､空っぽの状態で私の洗った食器を待っている｡
『不思議だなぁ…』
肉料理が乗っていた皿は油汚れがすごく、洗うのに時間がかかる｡
私はイソップさんが来る間に何とか洗い終わろうと急いで手を動かす｡
5分もすれば､油汚れに〜ジョイ☆を使わずとも皿洗いを終わらせることが出来た｡
私は食堂の椅子に戻りいつ来るかとソワソワして待った。
それから1分も経たないうちにイソップさんが化粧箱を持ってきてくれた。
イソップ「持ってきたので化粧の説明始めますね｣
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莉奈(プロフ) - みぃさん» ありがとうございますぅ！頑張って書くので何卒宜しくお願い致します！ (2019年12月6日 14時) (
レス) id: 3da6a9cbfe (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - なんかこれから話が面白くなるのが分かりますよ……これからも頑張ってください！ (2019年12月4日 21時) (レス) id: c7c195428a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉奈 | 作成日時：2019年11月6日 10時
