荘園に来て2日目が終わる�� ページ35
『？』
イソップ「これって…どこにあったんですか？」
『それは庭の噴水に置いてありましたよ！』
イソップ「やっぱり…」
『夜に庭に行ったんですか？』
イソップ「は、はい…夕食を食べたあと…寝られなくて…」
『そうだったんですね！』
イソップ「拾ってくださって…本当にありがとうございます」
『いえいえ！ではまた会ったら話しましょ〜』
そう言ってイソップさんの部屋から自分の部屋に帰った｡
クローゼットからお風呂に持っていく物を出して､早速お風呂に向かう｡
途中髪を結うための髪留めを落としたのを知らずに女湯へ入る｡
昨日は23時だったこともあり人が少なかったが今日は5人ほどいることがバスタオルの枚数で窺えた｡
ガタガタと立て付けの悪い風呂場の襖式ドア(?)を開けて中に入る｡
《音を聞く限りシャワーに2人…湯船に3人で話してる…？》
シャワーの方へ行ってみると赤毛の2人がいる｡
1人はフィオナさん…この人誰だろ…
『どうも〜』
フィオナ「あ！Aさん」
？「私も声で分かったわ」
《声で…？》
するとその人物は桶を勢いよく床に叩きつけた｡
カンッ！！！
『うぇ？！』
驚きすぎて意味不明な声を上げた私だったが誰かは分かった｡
《ヘレナちゃんか…》
音の反響で私のいる位置が特定出来たらしくこちらに近寄ってくる｡
ペタ…
ヘレナちゃんが私の肩に手を置いた｡
ヘレナ「いたいた」
ふふっと柔らかく笑ったヘレナちゃんと楽しそうに私たちのやり取りを見ているフィオナさん､
その2人と一緒にシャワーを浴びて湯船に浸かる｡
フィオナ「あ！エミリー先生〜」
私たちが浸かっている方の奥にある湯船からエミリー先生が出てきた｡
エミリー「あら､3人もお風呂に入りに来たのね」
「エミリー先生待ってなの！私も出るなの！」
湯気で遮られ見えにくかったが語尾で誰かはすぐに分かった｡
『エマちゃん！エマちゃんもお風呂に来てたんだね』
エマ「Aちゃんなの！久しぶりなの！」
ヘレナ「この時間帯はお風呂に来る人が多いからみんな集まるのね♪」
そんな話をしていると奥の湯船から…
「ちょっと！僕もお話したい！」
奥から金色の髪の毛が見える｡
フィオナ「トレイシーも来ていたのね､一緒に女子会しましょ〜」
それから数分話をしてから
フィオナ「今夜私の部屋に来て女子会しない？」
エミリー「あらいいわね！」
エマ「女子会やるなの！」
その場で全員が賛成｡フィオナさんの部屋へと移動｡
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莉奈(プロフ) - みぃさん» ありがとうございますぅ！頑張って書くので何卒宜しくお願い致します！ (2019年12月6日 14時) (
レス) id: 3da6a9cbfe (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - なんかこれから話が面白くなるのが分かりますよ……これからも頑張ってください！ (2019年12月4日 21時) (レス) id: c7c195428a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉奈 | 作成日時：2019年11月6日 10時
