荘園に来て2日目が終わる ページ31
ー逃亡者視点ー
パタン
私は読んでいた本をそっと閉じて背もたれに体重をかける｡
『色々あって疲れたな〜』
私はイソップさんが起きる夜まで何をして時間を潰そうと考えた結果､本を読むだったが
さすがに何時間も読んでいると目が疲れてしまう｡
『ご飯とお風呂と…日記書いて…ハンカチを…』
頭の中で今からのスケジュールを作る｡
今の時間は6時ちょっと前､夕食は6時に食べるため食堂に向かわなければいけない｡
さっきから扉の外で足音が何回かする｡皆食堂へ向かっているのだろう｡
私も食堂へ行こうと椅子から立ち上がる｡
トントン
と、部屋のドアがノックされる｡
「パトリシアだ｡A､食堂に一緒に行かないか？」
どうやら食堂へ一緒に行こうと部屋まで来てくれたようで､私はもちろん
『行く！ちょっと待ってて〜』
私は前髪を整えて､扉を開ける｡そのにはキャンベルさんの姿もあり…
『キャンベルさんもいたんですね』
キャンベル「ダメだったかな？」
『全然！人数多い方が楽しいので！』
パトリシア「食堂に行こう？お腹が減った｡」
キャンベル「はいはい」
キャンベルさんが食堂の方へ歩き出したので私とパトリシアで話しながら後ろを着いて行く｡
パトリシア「そうだA…明日試合が無いから朝に話さないか？」
真剣な顔でこちらに問いかけてくるパトリシアに…
『いいよ！ハンターさんたちと会うのは昼からにしようと思ってたから』
微笑んで返してあげるとニコニコと笑顔で
パトリシア「ほんとか！ありがとう！」
と、言ってくれる｡
《これマジで天使だわ癒しでしかない…》
私が癒されている間に食堂へ着く｡キャンベルさんはもう席に着いている｡
《色々早いなキャンベルさん…歩くのも早かった…まぁそれは歩幅の違いだよね》
私とパトリシアは夕食を持って席に着く｡
キャンベルさんが右端､パトリシアがキャンベルさんの左隣､私がパトリシアの左隣｡
私の横にはあと2席空いている…1番左端にぽっぽちゃんが来たのでその席はクラークさんで決定だ｡
となると私とクラークさんの間に誰か来るのだろう｡誰だろうと考えていると横から声がかけられる｡
パトリシア「A」
パトリシアが話しかけてくれた｡私はなんだろうと返事を返す｡
『なに？』
パトリシア「正面の席にいるナイエルとジルマンなんだが…｣
なんだろう…仲が悪いのだろうか？話しているのは見たことないけど…
そう思っていたが答えは意外なもので…
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莉奈(プロフ) - みぃさん» ありがとうございますぅ！頑張って書くので何卒宜しくお願い致します！ (2019年12月6日 14時) (
レス) id: 3da6a9cbfe (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - なんかこれから話が面白くなるのが分かりますよ……これからも頑張ってください！ (2019年12月4日 21時) (レス) id: c7c195428a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉奈 | 作成日時：2019年11月6日 10時
