愛しのあの子は三本線【MASHLE】

No.38 ページ39

――――マッシュはフクロウ小屋で掃除をしていた。

マ「何かした？僕」

ラ「引くほど嫌われてるな、お前…」

『マッシュとランス君いる〜？あ、いた』

そこにはフクロウに突かれてるマッシュと呆れてるランス君がいた。

なんであんなにフクロウに嫌われてるんだろう。

『可愛いねー！！』

梟「ホッ！」

梟「ホー！！」

寄ってきたフクロウを撫でると、もっと沢山寄ってきた。

ちょっとまってこれ以上来られたら窒息する…。

『た、助けてランス君…』

ラ「お前は引くほど好かれてるな」

取り敢えず助けてくれた。

ラ「はぁ…」

オ「"シーフィルド”」

ラ・A「『！！』」ﾋﾟｸｯ

マ「え…うわっ」

その瞬間、マッシュの下に水が現れ、マッシュは引きずり込まれてしまった。

『ちょっ…マッシュ！！離して離して！！』

マッシュは私のローブの先をずっと掴んでくる。

マ「無理だ、僕泳げない」

『私も泳げない！！ランスく〜ん！！』

マッシュの筋力によって私まで水に引きずり込まれてしまった。

ラ「A！！」

ア「"シュリケス”」

ランス君の所に円の形の武器が飛んできた。

オ「ごきげんよう、アドラ寮諸君…級硬貨を頂きにきましたよ」

ラ「貴様ら…レアンの」

扉の所にいたのは大きなハゲてる人と銀髪の人だった。

オ「ハゲとは失礼な！！」

『あれ声に出てた？』

オ「まぁそれより…我ら七魔牙(マギアルプス)、第六魔牙(シックス)、オロル・アンドリューと」

ア「第七魔牙(センブス)、アンサー・シンリ」

第七魔牙(マギアルプス)ってなんだろ？。

オ「神覚者に相応しい器は貴女方ではありません、さぁ早速、級硬貨を賭けて戦いましょう」

マ「ゴボゴボ…※助けて僕一度も泳いだ事ないから」

『私だって泳いだことないから！！水怖い〜！！！』

私は今なんとかマッシュの上に肩車の状態でなんとか顔を出している。

マッシュは息できてるかわかんないけど。

オ「"シーシャーク”！！」

ハゲの人がそう唱えると、サメに変身した。

え、ちょっと待ってまさか…。

オ「狩りの時間です」

『ギャー！！！マ、マッシュ〜！！！』

私は先に潜ったマッシュの元に向かった。

ランス君は恐らく1人であの人と対峙することになる。

早く出て助けに行かないと…。

マ「ゴボゴボ…※A、こっち」

『ゴボゴボ！！※マッシュ、サメが来るよ！！』

マ「ゴボゴボ…※大丈夫、任せて」

『？？？』

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