愛しのあの子は三本線【MASHLE】

No.3 ページ4

マ「やってしまった…楽しみすぎてつい…」

店主「(握り締めただけでこうはならなくない！？普通！！ていうかなんで嬢ちゃんは冷静なの！？)

『あー…マッシュ直さないと…』

マ「うん、すみません、直します…」

店主「えっ？直す…」

マッシュはお金を曲げ直して元に戻した。

なんで自分が冷静なのかもわかんないです。

慣れてることにも恐ろしいです。

『これでお願いします』

店主「えっ…いやちょ…怖っ…えっ…怖っ！ウソえっ…いやっ！ギャア〜！！！」

あらら。

ブワッ

『あ…』

マ「…ん？」

マッシュのパーカーが風で外れた。

みんながジロジロ見てる。

男性「見たか？ないぞ…顔のどこにも」

女性「ウソ…ない！！」

店主「お客さん、あんたもしかして…」

マ「ん？」

店主「いや、なんでもない！！まいどあり…」

『なんだろ？』

マ「さぁ？」






『……』

マ「なんだかさっきは凄い騒がれたな」

『そうだね…？』

男性「おい、見ろよ、隣の奴ないぞ！それに隣の可愛い子は三本線だ…！！」

『(ジロジロ見られてる…)』

マ「ごめんじいちゃん…でも来たかいはあった、ゴブリンシュークリームが食べられたのだからね」

『私も食べたい』

マ「はい」

マッシュは私に食べかけのを差し出した。

え？なんで食べかけ？。

『私、丸々一個食べたいんだけど』

マ「食べなよ、ほらほら」

『だから丸々一個食べたいんだけど』

ドンッ

『あ』

マッシュが男の人にぶつかった。

クリームが飛び出して口の周りがクリームだらけになってる。

なんか面白い。

マ「あ、すみませ…」

警察「オイオイオイオイ！！何してくれてんだ！！職務中なのによ！！」

あれ、ウォッカ飲んでません？。

職務中なのにウォッカ飲んでません？。

警察「俺はお前ら一般人を守ってやってる魔法警察様だぞ！！感謝してねぇだろお前らよ！！こちとら安月給で働いてやってんのによ！！」

『あ、あの…連れがすみませんっ！！』

取り敢えず謝らないと…。

警察「オイオイ！！いい女じゃねぇか！！テメェでストレス発散してやろうか！？」

『うわっ…』

手を引っ張られて私は頬を撫でられる。

魔法でなんとかしようとしたとき――


ビリッ。

――マッシュによって警察様の服が破かれました。

『え"』

警察「はひ…っ？」

あー…やっちゃった。

マ「申し訳ないんで洗って返します…この服」

警察「服じゃなくなったわたった今この瞬間！！」

なんかマッシュの周りからオーラが出てるよ黒いオーラが。

え？やっぱり機嫌悪い？。

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