No.26 ページ27
―――イーストン魔法学校には三つの寮が存在する。
寮にはそれぞれの特徴を持った生徒が割りふられている。
アドラ――勇気と信念。
オルカ――知性と勤勉。
レアン――才能と自尊心。
――寮同士はライバル関係にあり、己が主義主張を体現するがため、この学校で切磋琢磨する。
―――ここはマッシュやAが所属するアドラ寮。
その302号室に向かう者がいた――。
『あれ、ランス君？』
マッシュの部屋へ向かっていると見覚えのある水色の髪―――ランス君がいた。
ランス君はこちらを振り向いた。
ラ「グッ…尊すぎだぜ…」
『ど、どうしたの？』
急に胸押さえて口から血を垂らしてますけど？。
なんか病気でも患ってるの？。
『私、今からマッシュの部屋行くんだ、多分課題終わってないと思うから』
ラ「アイツらの事だからやってないだろうな」
あれマトモ？。
フィ「ああ…やらなきゃ、やらなきゃ、魔法薬学の課題やらなきゃ〜！！」
その通りホントにしてなかったみたいです。
マ「あばばばばばばは」
ラ「そんなこともまだやってないのか？」
フィ「ランス君！！、と…」
『私もいるよ〜！！』
私はランス君の背中からヒョコッと顔を出した。
フィ「Aちゃん！！」
マ「Aと、ロリコン」
シスコンだよ、最悪の間違いしてるよ。
ラ「シスコンだ、何もせずダラダラと…典型的な劣等生だなお前らは…」
『ア、アハハ…』
フィ「もしかして…ランス君とAちゃんはもう課題を…」
ラ「当たり前だ、お前らとは意識が違う」
『ウン、もうやったよ』
フィ「(流石学年トップクラスの成績を誇る二人だ…非の打ち所がないな…)
ラ「お前らみたいなのがいると、寮のイメージを下げかねない、恥を知れ…」
するとマッシュが私に近づいてきて体を掴み、ランス君のペンダントを奪い取る。
『んん？』
するとマッシュはランス君に私とペンダントを近づけた。
え？何？。
ラ「ハッ…グァアアアッ！！！」
ランス君が後ろの壁に飛び込みました。
マッシュ何したの！？。
『え、ど、どうしたの！？』
フィ「何か自分で後ろに飛んだけど！？」
ラ「(うっ…と、尊いの…飛び出し注意だぜそれは……やんごとなし…)
―――ランス君！！？？。
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靡(プロフ) - 名無しさん» 名無しさんありがとうございます！！、これからも頑張ります！！。 (4月3日 20時) (
レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 靡さん» わぁ！わざわざ修正まで…ありがとうございます！！話の流れとかはすごくわかりやすくていいと思います╰(*´︶`*)╯これからも頑張ってください！応援してます！！ (4月3日 20時) (レス) @page36 id: 8696d895f8 (このIDを非表示/違反報告)
靡(プロフ) - 名無しさん» 名無しさん、ご指摘ありがとうございます！！修正します！！ (4月3日 20時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
名無し - とても面白い作品ですね…！！ですが、トム先輩の名前が選手になってしまっているのがちょっと残念です… (4月3日 20時) (レス) @page24 id: 8696d895f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：靡 | 作成日時：2024年3月18日 14時
