少年探偵団の最強美少女

謎めいた乗客 危険信号3 ページ9

『でも今はバスジャックのもう一人の割り出しが先…、解放されたら全部話すよ』

コ「あぁ…そいつを見つけて早く手立てを考えないと黒ずくめどころじゃなくなっちまうしな…(怪しいのはこの三人…)

コナンは後部座席の三人組を見た。

コ「(その中で一番疑わしいのは…直接音で伝えることが可能なさっきからゴホゴホやっているあの男…でもセキなら博士もやってるし…この二人のセキの音に違いはそんなにない…」

『(音と言えばガムを噛んでるあの女性も出しているけど…セキの音の方がはるかに大きいしね…奴らは運転席の側にいたし…あの距離でガムの音を聞き取ることはできないだろう…)

コ「(残るは補聴器をつけている…あのオジさん…あの補聴器がワイヤレスマイクなら、こっそり声で伝えるのは可能だけど……犯人は二人とも耳に何もつけてないし…声を出せば両脇にいる二人が不審がるはず…………)

『(犯人二人がずっと見てるのはバックミラーぐらいだしなぁ………「おいジジイ！！！」！？……』

コ「え？」

阿「何やってんだゴソゴソ！！」

阿「あ、いやセキ止め薬を……」

コ・A((まただ…また教え/た/やがった/…))

コ「(くそっ！いったいどーやって…どーやって教えてるっていうんだ！？)

男1「ん？」

ピリリ…ピリリ…

男1「オウ、待ってたぜ矢島さん！どうです？そっちの様子は…」

矢島《ああ問題ない…警察(サツ)はまいたよ…》

男1「じゃあ三日後、いつもの場所で落ち合いましょうや………よーし運転手、首都高に乗って中央道に入れ！小仏トンネルに差し掛かったらスピードを落とすんだ…へへへ心配すんなよ…約束通り乗客はちゃんと解放してやるからよォ…」

コナンは風船をみていた。

コ「(風……船……)

『(そう言うことか…！！)

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