少年探偵団の最強美少女

謎めいた乗客 危険信号 ページ7

《ジャックされたバスは現在、高井戸方面へ向かって走行中！！速度約50キロ！！》

高木「こちらE地点高木！！問題のバス見えました！！被疑者は2名！！どちらもスキーウェアを着用！！帽子とゴーグルで顔は分かりませんが、両名とも拳銃を所持している模様！どうします警部？」

目暮「バスはもう一度そこを通るかもしれん！そのままそこで待機だ！！」

《ハッ！！》

目「くそ！二人とも拳銃を所持しているとなると下手に手は出せんか…」

白鳥「目暮警部！たった今、上層部の判断が下りました！……人質となっている乗客の身の安全確保を最優先！とりあえず被疑者の要求通り拘留中の矢島邦男を釈放せよと…………」

目「ウーム、やむを得まい…被疑者はすでに社内で２発も発砲しているようだし…奴らがあの宝石強盗団の一味だとしたら、中には爆弾のプロが混じっている…町中で爆弾を使われでもしたら大惨事になりかねん…」

白「まあ所詮袋のネズミでしょう！バスは都内を適当に走っているだけのようですし…」

目「いや、なにかあるかもしれん…ワシら警察を煙に巻いて逃走できる…何かの策が…」






男1「フフフ…そうか釈放する気になったか…それぞゃあ釈放した矢島に一時間後、こっちに電話するように伝えろ！奴の口から奴の口から本当に安全な場所に逃げられたと確認できたら人質をまず三人解放する………いいか！くれぐれもヘタな真似するじゃねーぞ！」

ゴト

男がスキー袋を置いた。

コ「(縦にならべたスキー袋…まさかこれって…)

『！！だめだ江戸川！！』

コツコツコツ


男1「またおまえか…早く殺して欲しいんなら、望み通りにしてやるぜぇ？」

歩・光・元・阿「「「「コ、コナン君！？」」」」

『えどっ…！！』

新「止めて下さい！！ただの子供のイタズラじゃないですか！？それにあなた方の要求は通ったはず！！ここで乗客を一人でも殺すと計画通りにいかないんじゃないですか？」

『………………新出先生……』

男1「何だとこの青二才……」

男2「やめろ！弾がそれてあれに当たったらどーすんだ？」

男1「あ、悪い…」

男2「ホラ、おまえさっさと席に戻れ！！」

新「は、はい……」

コ「(アレに当たったらって…さっぱりこのスキー袋…中身は爆弾か！？)」

『(…爆弾か』

コ「(これを使って奴らが何をする気かまだわからねーが…今のではっきりわかったぜ…後ろの三人の中に…

オレの行動を奴に知らせた奴らの仲間がいるってことが！！)」

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