少年探偵団の最強美少女

ミステリートレイン【終点】4 ページ45

ジ｢シェリーを殺した?確かなんだろーな?ベルモット!｣

ベ《えぇ…貨物車ごと吹っ飛ぶ所をバーボンが見てたらしいから…お陰で列車は近くの駅に停車…私達乗客は下車させられてこれから個別に事情聴取されるみたいだけど…残念だわ…名古屋で待ってる貴方に会えなくて…》

ジ｢フン…だから爆弾か…車内で爆発事故が起きれば流石に列車を停車せざるを得ねぇからな…｣

ベ《えぇ…それと悪いお知らせ…ファジーは取り逃がしたわ…爆発の衝撃と同時にバーボンの腕から逃げ出したみたい…》

ジ「…チッ…」

ベ《シェリーが粉々になっただけで十分でしょ?》ピッ

光「でも驚きましたよ!まさか灰原さんが7号車のB室にいたなんて…」

ベ｢!!｣

元｢Aもいねぇと思ったら廊下で寝てたしよ!!｣

歩｢コナン君が見つけてくれなかったら危なかったね!!｣

ベ｢(ファジーまで…)

『スー…』←爆睡

コ｢おー…(無事で良かった…)

阿｢シー…二人とも疲れて寝てるようじゃから…｣


ベ｢(じゃああの時のボウヤの電話は…

《灰原とAがどこにもいねぇんだ!!》

…有希子と私の会話を盗聴していたボウヤが私をあの部屋に足止めさせるために仕掛けたフェイク………
でも待って……だったら誰なの?バーボンの目の前で爆死した彼女って…)

園｢ガッカリよ!これでキッド様来られなくなっちゃったしー…｣

蘭｢この列車、現場検証で当分使えないしね…｣

ブーブー…

コ｢ん?悪い悪い…何か超ヤバかったらしいな…｣

ベ｢(ま、まさか…怪盗キッド!?)


キッド《聞いてねぇぞ!!拳銃に爆弾に何なんだ!?あの危ねぇ奴らはよ!万が一の時の為にハングライダーを貨物車に隠してなかったら今頃黒コゲだぞ!?》

コ｢まぁこれで貸し借りはチャラって事で…｣

キッド《当たり前ぇだ!!それとあの白い髪の子にはちゃんと会えたのか?》

コ｢おう、今俺の背中で爆睡中だ…俺が渡したその携帯、ちゃんと探偵事務所に送ってくれよな!｣ピッ

キッド｢(あのクソガキ…)

数十分前…

コ｢おばあさん達、怪盗キッドとその手下でしょ?｣

住友｢え?｣

コ｢今日は下見に来たのかな?｣

住友｢な、何の冗談かしら?｣

コ｢メイドの住友さんがキッドで、おばあさんは手下!流石に手下は小蓑さんの声を出せないみたいだから…キッドが腹話術で喋った声に会わせてて下が口パクしてそれを帽子のベールで隠して見えないようにしたようだけど…僕、背が低いから口元が丸見えでバレバレだったよ!｣

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