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ミステリートレイン【終点】2 ページ43

『灰原…お前、その姿…』

哀「A………」

安室「見ての通り…彼女はボクによって確保させてもらいました………それより…バーボン…このコードネーム聞き覚えありませんか?君の両親や姉とは会ったことがあるんですが…」

『バーボン…ライとライバル関係だった組織の一員だね……』

哀「Aの言うとおり…知ってるわよ…お姉ちゃんの恋人の諸星大とライバル関係にあった組織の一員…お姉ちゃんの話だと、お互い毛嫌いしてたらしいけど…」

安室「ええ…僕の睨んでいたとおり…あの男はFBIの犬でね…組織を抜けた後殺されたっていうのがどうにも信じがたくて……あの男に変装し、あの男の関係者の周りをしばらくうろついて反応を見ていたんです…お陰であの男が本当に死んでいるとわかりましたけどね…まあ、変装させてくれたのは今回僕の代わりにあの男に化けてくれた仲間ですが…」

『(ベルモット……)

安室「君がここへ現れたという事は、君に恐怖を与える効果は十分にあったようだ…死んだあの男になりすませるのは君たち二人がよく知ってる彼女だけですから……さぁ…手を上げたまま移動しましょうか…8号車の後ろの貨物車に……」



鈴木「ベルツリー急行の到着まであと一時間じゃ!!
皆の者!!心して掛かるんじゃぞ!!」

ウォ「馬鹿な奴らだ…到着と同時にホームに仕掛けたC-4で吹っ飛んじまうとも知らねぇで…」

ジ「鈴木財閥の親玉や愛知県警のトップの連中がホームに群れてるのは好都合だ…奴らの命を狙った犯行だと勝手に勘違いしてくれるだろーぜ…」

ウォ「それよりベルモットとバーボン…どうやって列車から脱出するんで?知ってるんでしょ?爆破のこと…」

ジ「さぁな…俺の知った事か…」

ウォ「え?でもベルモットに聞かれましたぜ?C-4が余ってるんなら分けてくれって…」

ジ「何!?」

ウォ「何に使うか聞いたんですが…はぐらかされちまいやして…」

ジ「(あの女…まさか…)




安室「さぁ、その扉を開けて下さい…その扉の向こうが貨物車です…ご心配なく…僕は君を生きたまま組織に連れ戻すつもりですから…」

『私は…どうする気だ?』

安室「君は私情も含め組織にいなくてはならない存在なんです…僕が直々に組織に連れ帰りましょう…」

『………………』

安室「爆弾でこの連結部分を破壊して…その貨物車だけを切り離し…止まり次第…ヘリでこの列車を追跡している仲間が君を回収するという段取りです…」

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(プロフ) - keikeiさん» これからもよろしくお願いします!! (2月19日 20時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - わーい!楽しみです!"(ノ*>∀<)ノ (2月19日 19時) (レス) id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - keikeiさん» keikeiさん、ありがとうございます!!。コメント嬉しいです!!。今続編を作成中です!! (2月19日 18時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - もう好きです!更新楽しみにしてます! (2月19日 18時) (レス) @page47 id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年2月16日 13時

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