ミステリートレイン【排煙】4 ページ40
ベ「その点、元の姿に戻ればころされたとしても…子供達にとっては一度会っただけの女性の遺体…姿を消した彼女の方が心配でそれどころじゃなくて…組織の視野から外れる可能性もある…こうなれば組織に戻るか戻らないかはA次第になるわ……まぁAなら先の危険のことを考慮して戻ってくるでしょうけどね…」
有希子「へ、へぇ〜…」
ベ「まぁ貴方のボウヤやあの阿笠博士はそうは思わないでしょうけどね…まさかその女の遺体が幼児化する前の年元の彼女の姿だなんて言えやしないもの……そう…貴方はきっと彼女達ならそう出ると予想して薬を飲む前に彼女を保護し、危険を考慮して組織に戻ろうとさせないためにAも保護して安全な場所に隠すつもりだったんでしょ?」
有希子「……………」
ベ「そして元の彼女の姿に変装した貴方が我々の前に現し、殺されたフリでもして組織の目を欺く算段だったって所かしら?…この列車に
有希子「な、何言ってるの?さっきシャロンが窓から捨てた私のトランク…な、中身見たでしょ?あの中に変装道具なんて入ってた?」
ベ「悪いわね…トランクの前に処分させてもらったわ…」
ガッ
ベ「この洗面台の中に隠してあった変装道具も!!!血ノリ付きの防弾ジャケットもね!!」
有希子「で、でもシャロンもあの子を見つけてないならまだ五分五分じゃない…Aちゃんもどっかいっちゃったしさ?」
ベ「
有希子「え!?」
ベ「そして彼女を炙り出す準備なら…もう整ってるわ…」ピ
ピピ…
プシュー…
安東「だから私は…私は…」
能登「安東さん…後は警察で…」
安東「うぅ…」
出波「ちょ、ちょっと何なの?この煙…」
安室「か、火事!?火事だ!!皆さん前の車両に避難して下さい!!」
うわぁぁぁ!!。
コ「おじさん起きて!」
小「ふぁ?…」
コ「おばあさん達も…早く!!」
住友「え…ええ…」
安室「車掌さんはこの事を…前の車両のお客さんに!!」
車掌「は、はい!!」ダッ
『……(灰原を捜さないと…)』ダッ
ガシッ
『え…?』
安室「悪いが…行かせないよ…」
『お前……やっぱり奴らの仲間か?』
安室「さぁ?…それは…ついてきてくれれば分かりますよ…」
『あっ…!』
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靡(プロフ) - keikeiさん» これからもよろしくお願いします!! (2月19日 20時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - わーい!楽しみです!"(ノ*>∀<)ノ (2月19日 19時) (レス) id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
靡(プロフ) - keikeiさん» keikeiさん、ありがとうございます!!。コメント嬉しいです!!。今続編を作成中です!! (2月19日 18時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - もう好きです!更新楽しみにしてます! (2月19日 18時) (レス) @page47 id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:靡 | 作成日時:2024年2月16日 13時