ミステリートレイン【排煙】 ページ37
ガコ
グッ…
ドカッ
赤井「…………」
火傷をした赤井がトランクを外に投げ捨てた。
?「あら、随分じゃない?…お気に入りだったのよ?そのトランクの中にいれてたワンピ……もうこんな事止めたら?シャロン?」
ビリッ
変装が解かれた。
ベ「……意外ね…あのボウヤが
有希子「自分で買って出たのよ…相手が銀幕のスターなら日本の伝説的女優である私をキャスティングしなさいってね!…でも残念だわ…年を食っても輝き続けるメイクの仕方をいつか教わろうと思ってたのに、それが貴方の素顔?大女優シャロンヴィンヤードは、ただの老けメイクだったなんて…」
ベ「あら…結構辛いのよ?普段から顔だけじゃなく老けたフリをするのって…それより廊下ですれ違った時の貴方のあの言葉…」
《私達があなたを出し抜いたら………今度こそ彼女達から手を引いてくれるわよね…》
ベ「あれ…どういう意味?」
有希子「言葉通りの意味よ…新ちゃん曰く哀ちゃんとAちゃんはもうこっち側の人間だから…」
ベ「バカね…出し抜けるとでも思ってるの?」
有希子「知ってた?現在、新ちゃんチームが一歩リードしてるのよ?」
ベ「リード?」
有希子「貴方の部屋で気を失って寝かされてた世良って言う女の子と…貴方の大事な大事な
ベ「あら…仕事が早いじゃない…でも変ねぇ…ボウヤは今、推理ショー中…他に助っ人でもいるのかしら?」
有希子「さぁ…どうかな?こっちにはスペシャルゲストがいるかもしれないわよん♡」
タタンタタン…
タタン…
沖矢「……………」トサ…
世良「…しゅ…秀兄…」
沖矢「……フッ…」
能登「でも探偵さん…あんたの推理には無理があるんじゃないか?部屋のチェーンロッの鎖を1つ増やすなんて簡単にはできないし…私の部屋のランプの電球が切れてなきゃ車掌を私の部屋に呼べないだろ?」
出波「私が車掌を呼んだのもあの時偶然、私の部屋に置き忘れてあった腕時計のアラームが鳴ったからで…」
『いや…偶然じゃなくて…全部計算通りに事が運んだんだよ、安東さんの思惑通りにね』
小「そう…安東さん言ってましたよね…車掌の制服が一着無くなったって…」
安東「え、えぇ…」
小「恐らくそれをくすねたのは安東さんだ…その制服を着て乗車前の点検にまごれこめば…」
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靡(プロフ) - keikeiさん» これからもよろしくお願いします!! (2月19日 20時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - わーい!楽しみです!"(ノ*>∀<)ノ (2月19日 19時) (レス) id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
靡(プロフ) - keikeiさん» keikeiさん、ありがとうございます!!。コメント嬉しいです!!。今続編を作成中です!! (2月19日 18時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - もう好きです!更新楽しみにしてます! (2月19日 18時) (レス) @page47 id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:靡 | 作成日時:2024年2月16日 13時