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ミステリートレイン【遮断】4 ページ36

安東「でも見ていない…となると怪しいのは、やはり車掌さんが見た扉越しに覗いていた人物ですね…」

出波「それ誰?」

車掌「廊下の一番向こうの扉でした…E室の前にいる時に見ましたから、能登産のA室だったかと…」

能登「おいおいいい加減なことを言うんじゃないよ!!」

『その覗いていた変な人の正体なら分かるよ?』

能登「え?」

小「それは車掌さん…あんただよ!!」

車掌「えぇ!?…ぼ、ボクが変な人!?犯人なんですかぁ?」

安室「いや…車掌さんが見たのは…E室の扉とその前にいた自分自身の姿…つまり…」

安室・A「『鏡/ですね/だよね/?』」

小「その通り!!犯人は自分の部屋の内側全体に鏡を貼っておき…車掌さんが出波さんに呼ばれてE室にいる時にその扉を開けて…犯行を終えてB室から出てくる自分の姿を見えないようにしたんだ…」

出波「で、でも犯人はその時B室にいたんならどうやって自分の部屋の扉を開けたのよ?」

小「扉のノブに釣り糸を結んで廊下の窓の手すりに通し…それをB室に引き込んで頃合いを見計らって引っ張って開けたんです…そう…このトリックは鏡の位置が遠くても近くてバレてしまう…となるとABCDEとある丁度真ん中のC室の乗客である……

……………安東さん…あなたにしかできないんですよ!!」





蘭「おっかしいなぁ…Aちゃんも哀ちゃんもコナン君もお父さんも世良さんまで…電話が繋がらないよ…どうしたんだろ?」

阿「……………………」

蘭「やっぱりわたし、一等車に行ってくる!!」ガチャ

阿「あ、こ、これ!!…今推理ショーの真っ最中だろうじゃから…邪魔せん方がいいと思うがのォ………》

赤井「…………………」


安東「か、鏡って…扉を覆えるような大きな鏡を私がこの列車内に持ち込んだって言うんですか!?」

小「貴方が鑑定を依頼されたというあの絵…あの絵のカンバスとカンバスの間に鏡を3枚程仕込んでいられば…丁度ここの扉を覆えそうですが…」

『あの絵、私が落としちゃう位重かったしね』

安東「あ、あれは額が純金で…」

安室「いや…額は木製で金メッキ…重いのは絵の方…中身は先生の言うとおり…3枚の鏡!その1枚に扉と同じベージュの絵の具が塗ってある所を見ると…鏡だと気づかせない為に工夫したようですね…そのままだとE室の表示が鏡に映り込んでしまいますから…」

小「さぁその3枚の鏡…どう説明書されますか?」

『鑑定前から仕込まれていて自分は気づかなかった…なんて言わないよね?』

小「なんならその絵の鑑定を依頼してきたクライアントに聞いてもいい…そんな人が本当にいればの話ですがね?」

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(プロフ) - keikeiさん» これからもよろしくお願いします!! (2月19日 20時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - わーい!楽しみです!"(ノ*>∀<)ノ (2月19日 19時) (レス) id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - keikeiさん» keikeiさん、ありがとうございます!!。コメント嬉しいです!!。今続編を作成中です!! (2月19日 18時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - もう好きです!更新楽しみにしてます! (2月19日 18時) (レス) @page47 id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年2月16日 13時

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