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ミステリートレイン【遮断】2 ページ34

小「そう…密室殺人…その謎は出波さんのE室に二度目に訪れた時に解けました…」

出波「ちょっと何!?私が犯人だって言うわけ?」

小「まだ犯人とは言ってませんよ…チェーンロックをかけた扉越しに貴方の部屋の中を見たときに気が付いたんです…チェーンロックがかかっていれば、どんなにのぞき込んでも…片側のソファーは殆ど見えないってね!……なのにコナンがB室で室橋さんの遺体を見つけたとき…チェーンロックがかかっているにもかかわらず、右側のソファーが見えたと言っている…なぜだと思います?」

出波「あ、あのボウヤが見間違えたんじゃないの?」

安室「それは恐らく…『チェーンロックの鎖の数が他の部屋より一つ多かったからじゃないの?』っ!?」

コ「…(A!!無事だったか…)

安室「(流石組織一の天才だ…簡単には捕まらないというわけか…)……そう、その分扉の隙間が広がり、扉越しに見える範囲も広かったんですよ!」

能登「鎖が一つ増えたからって何か問題あるのかね?」

安室「大問題ですよ!チェーンロックは通常かかった状態で外から扉の隙間に手を入れても外せない、ギリギリの長さに設定されますが……それが鎖一つ分長かったとしたら…部屋を出た後でも手を入れればロックをかけることはできますからね…」




タタンタタン…

タタン…

赤井「…………」

車掌「あ、ちょっと…ダメですよ、勝手に名簿を見ちゃ…」

赤井「すみません…車内で知り合いを見かけたような気がしたので…確かめたくて………失礼…」

車掌「…………………」

赤井「ふっ…」

車掌の下には、丸い筒が置いてあった。







車掌「た、確かに6つです!!他の部屋は鎖が5つなのにこのB室だけ斬れた鎖を入れると6つになってます!!」

安室「これで密室は破れましたね…」

住友「でも戸口で誰かがコソコソやってたら車掌さんが気づくんじゃありません?」

小蓑「そうねぇ…ずっと廊下にいらしたようですし…」

車掌「扉越しにこっちをチラチラのぞいていた人は見たんですが…」

能登「おい!そいつは誰なんだ!?」

車掌「遠くてよく見えなくて…トンネル内で薄暗かったですし…」

安東「じゃあ犯人はその人で、別の車両ち逃げてしまったんですよ!」

出波「確かに外部犯かも…私達とか顔見知りの車掌がいたのに見られるリスクを負ってそんな犯行をする人はこの一等車にはいないでしょうし…」

『でもそのリスク…この音で消されるとしたらどう?』

リンリン

リンリン

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(プロフ) - keikeiさん» これからもよろしくお願いします!! (2月19日 20時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - わーい!楽しみです!"(ノ*>∀<)ノ (2月19日 19時) (レス) id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - keikeiさん» keikeiさん、ありがとうございます!!。コメント嬉しいです!!。今続編を作成中です!! (2月19日 18時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - もう好きです!更新楽しみにしてます! (2月19日 18時) (レス) @page47 id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年2月16日 13時

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