少年探偵団の最強美少女 (ページ26)

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ミステリートレイン【一等】3 ページ26

世「何!?名古屋まで停車しないだと!?近くの駅で止めろって言っただろ!?」

車掌「そ、それが…この列車のオーナーである鈴木次郎吉相談役の鶴の一声で…「儂の列車の中で人を殺めた不届き者は儂の目の前でお縄にせよ」と、名古屋駅で待ち構えているそうで…」

コ「(どんだけ力持ってんだよ?あのジイさん…)」

小「まぁ心配ご無用…名古屋駅に着く前に私、毛利ポア郎が…このベルツリー急行殺人事件を見事見抜いて見せましょう!!」

車掌「こ、これは毛利探偵!ぜひお願いします!!」

『マジでなにやってんのおじさん』

小「おお！コナンの彼女！！」

コ「はっ！？///」

『違うってんだろ、なぐんぞ』

小「すいましぇん……」

『それで…車掌さんが室橋さんを最後にみたのはいつ？』

車掌「え、えーと…能登様のA室の前にいるときだったよ…呼び鈴がなったのでA室の前に行ったら…能登様に「私は呼んでない」と、お叱りを受けていた時に…隣のB室の扉を開けて室橋様がこちらをチラチラ見ていて…」

コ「それ、ホントに室橋さんだった？」

車掌「あ、あぁ…誰かと電話してたみたいだけど…」

世「んじゃ、まずはその能登さんに話を聞いてみようよ！ポア郎さん？」

小「ウム、そうだな！」

『調子乗ってるとなぐるよ』

小「はい…」

能登「ああ…私もその時扉越しに室橋さんの声は聞いていたよ…まさか彼が隣の部屋にいるとは思わなくて驚いたがね…」

小「しかし、何で呼び鈴を鳴らしたのに呼んでないなんて嘘を?」

能登「だから私は呼んでないのに勝手に車掌がやってきたんだよ!!」

コ「でもさ…呼び鈴鳴らしたら扉の上のランプが付くはずだから間違えないと思うけど…」

車掌「じ、実はこのA室のランプだけ電球が切れてて…だから呼び鈴が鳴ってるのに、どの部屋にもランプがついてなかったから…てっきり能登様だと思ってノックしたんだけど…」

小「んで？その後は？」

車掌「A室とB室の扉が閉まったすぐ後に呼び鈴がなり…出波様のB室のランプがついていたので行ってみましたけど…」

出波「えぇ…確かに呼び鈴で車掌さんを呼んだわよ!私の部屋で妙な音がしたから…」

世「部屋を調べさせるために車掌さんを呼んだなら、犯人が被害者の部屋に入ったのはその時かもしれないな…」

『廊下の見張り役の車掌さんがいなくなるわけだしね…』

出波「呼んだのは文句を言う為!!これはさっき自分で見つけたわよ!私、自分の領域を他人に侵されるのって耐えられないから…」