ミステリートレイン【隧道】3 ページ22
世良「まぁ、とにかく死体消失の謎は解けたって事を車掌さんにでも伝えてみれば?」
コ「でもその事、解説役の小五郎おじさんに言わなくて良いのかなぁ?」
蘭「放っとこ!どーせ食堂車で飲んだくれてるだろ−し…」
小「いやぁ!料理もワインも最高ッスねー!!………ん?……野焼きか?」
小五郎の見つめる先には、煙の上がる山が広がっていた。
小蓑・住友「……………」
安東「………………」
能登「………………」
出波「………………」
室橋「……………っ!…」
それを見つめる7人の空気は、乗車前に戻っていた。
車掌「死体消失トリックが解けた?…ハハ…今回の推理クイズはまだ出題されてないよ…」
コ「でもボク、こんなカード貰ったよ!!」
園「私達もね!」
車掌「うーん…確かにいつもの指示カードと同じようだけど…今回聞かされて多のはそんなトリックじゃなかったがねぇ…」
世「こーなったら、8号車に行って被害者役の客に聞いてみるしかなさそうだな!」
蘭「そだね…あの人、詳しい話聞いてそうだし…」
元「その前にトイレ!」
光「ボクも!」
コ「ん?どした?灰原…」
哀「この列車妙な気配しない?殺気立ってるっていうか…」
コ「そりゃオメ−クリスティの小説の読みすぎだよ…」
『いや…小説の読み過ぎじゃないよ…妙な気配は確かにする…』
コ「Aまで…大丈夫か?お前ら…」
『(その気配は…一つや二つじゃないんだけどな…)』
車掌「能登様…何かご用ですか?……能登様!能登様?」
車掌「なんだね一体!?私は呼んじゃいないよ!!」
車掌「あ、でも今ベルが…」
能登「知らんよ!!…全く呼んでもこないのに…余計なときには来るんだな…」
室橋「……………ああ、大丈夫です…隣の部屋で何かトラブってるけど、車掌の勘違いだったようで…」
バタン
リンリン
車掌「はぁ…あ!はいはい!」
出波「ちょっと、どーにかしてくださらない!?」
車掌「どうにかとは?」
出波「音よ音!!部屋の中で妙な音がしてるのよ!」
車掌「な、何も聞こえませんが…」
出波「さっきはしてたのよ!!」
ピピ…ピピ…
出波「ほらこの音…聞こえるでしょ?」
車掌「多分、誰かが忘れた携帯電話か何かだと思いますが…」
出波「ちょっと入らないでよ!!自分で探すから!!「はぁ…」それより私が言いたいのは…なんでその携帯を発車前に見つけてないのかってことよ!!ちゃんとこの部屋清掃したの!?」
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靡(プロフ) - keikeiさん» これからもよろしくお願いします!! (2月19日 20時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - わーい!楽しみです!"(ノ*>∀<)ノ (2月19日 19時) (レス) id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
靡(プロフ) - keikeiさん» keikeiさん、ありがとうございます!!。コメント嬉しいです!!。今続編を作成中です!! (2月19日 18時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
keikei(プロフ) - もう好きです!更新楽しみにしてます! (2月19日 18時) (レス) @page47 id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:靡 | 作成日時:2024年2月16日 13時