少年探偵団の最強美少女

ミステリートレイン 【隧道】2 ページ21

コ・歩・光・元「「「「え？」」」」

哀「！…………」

コ「え、おいA、わかったって…」

『まぁみてなよ』ガチャ

園「ちょっとあんた……って」

蘭「あれ、Aちゃん？」

世「！！」

『この部屋ってさぁ……


…………本当の本当は…７号車のB室、でしょ？』
　
園「な、なに言ってんのよ！？ここは８号車！」

『お姉さん達も貰ったんだよね？これに似たカードをさ！それで書いてある指示通りにしたんじゃないかな？この部屋にいた被害者役の人と一時的に部屋を入れ替わって訪ねてくる探偵達をだまして迷わせろって………違うかな？』

園「………………あんた…可愛い顔して中々やるわね…」

蘭「すっごーい！！さすがAちゃんだね！実は誰かにノックされて扉を開けたら封筒が落ちてて、中のカードにこう書いてあったのよ…「おめでとう！貴方は共犯者に選ばれました」って！後はAちゃんがいった通りだよ！」

園「７号車のB室で被害者役のお客さんが待ってるから、入れ替わって推理クイズを盛り上げてくれってね！！」

コ「へー…(さすがだな…)

歩「すごいAちゃん！！」

光「さすがですね！！」

元「やっぱAはすげぇなぁ！！」

世良「んで、あの被害者役の客と蘭君が丁度入れ替わる所に、ボクが通りかかって…指示されたカードを見せて貰って…事情を把握したってわけさ！」

蘭「だから今頃は被害者役の人、私達の８号車でくつろいでるんじゃないかなぁ？」

コ「じゃあ小五郎おじさんはそのまま８号車にいるの？」

園「ウチらと一緒にこの部屋に来たけど被害者役の人に言われて食堂車に言っちゃったわよ！」

コ「食堂車に？」

蘭「最後にこの推理クイズの答えを解説する探偵役をやって欲しいから…食堂車で待機しててくれってさ…」

コ・A「『へー…』」

世「それより初めましてだよな？」

哀「え？」

世「君だろ？灰原って子！」

コ「あ、あぁ…」

世「君とは一度お話したかったんだよね」

バッ

Aが灰原の前に庇うように立った。

世「………そういえば君も初めましてだな！君…どこ生まれだ？珍しい髪色だけど………」

『……………(探りを入れてきてるな)………』

世「君とも一度お話したかったんだよ…」

ドクン

哀・A「『(この人…まさか…)』」



世「誰だ！？」


哀・A「『(え？)

園「な、何？」

世「今壁越しに誰かがのぞいてた…―って思ったけど…気のせいか…」

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