少年探偵団の最強美少女

ミステリートレイン 【発車】3 ページ17

小蓑夏江「我々の知的興奮の矛先は…車中で生ずるミステリーのみ…ですわよね？住友さん…」

住友昼花「はい奥様…」

車掌「さすがミステリー通の皆様…おみそれました！」

室橋悦人「おい！！どーなってんだ！？俺は確かに一等車である8号車のいつもの部屋を予約したのに…なんで7号車に変わってんだよ！？」

車掌「あぁ…それでしたら事前に連絡を差し上げたはずですが…こちらの不手際でダブルブッキングしてしまい、お客様の部屋を変更すると…」

室橋「あのメールマジだったのか！？」

車掌「まぁ、お客様の7号車も8号車に引けを取らないいい部屋なので…」

室橋「あの部屋はお気に入りで…発売直後に毎年予約してたっていうのに…どこのどいつだ！？割り込んできやがったのは！？」

？「ここのこいつですよ…」

室橋「え？」

？「いやぁ、すみませんねぇ…ウチの娘がこの列車のオーナーの友人でして…まぁ私が乗るからにはご安心あれ…この列車内でいかなる事件が起きようと…」


ボッ


毛利小五郎「この名探偵毛利ポア郎が…立ち所に解き明かしてご覧に入れますから♡」

そう言った瞬間、周りの空気が変わった。

安・能・出・小・住・室「「「「「「！！！」」」」」」

『オジさんなにやってんの』

小「おぉ！コナンの彼女か」

『何度も言ってるけど彼女じゃないよ、殴られたいの？』

小「あ、ごめんなちゃい……」

蘭「ちょっとお父さん！なにやってんのよぉ〜！？」

小「8号車で一緒になる皆さんに挨拶を…」

蘭「―ってここ禁煙だし、何なのよ？ポア郎って！！お父さんは毛利小五郎でしょ？ホーラ！６号車の前で探偵団の子供達待ってるよ！出発前にみんなで写真撮ろうって！ごめんねAちゃん！」

『ううん……行こ、江戸川』

コ「あぁ…(何だ…？何なんだこのピリピリした空気…おっちゃんが探偵だと知ったからか？それとも…)

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