世界一の三兄妹 (ページ35)

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Youside

『もしもし、紫耀？』

紫「どした？」

『今日ママに会ってきた。一緒に暮らせないってことと伝えたいこと全部伝えてきた。』

紫「そっかぁ！頑張ったねA！ご褒美に平野の紫耀くんが明日デートに連れてってあげまーす！！！」

『デート？どこ行くの？笑』

紫「それは明日のお楽しみ！早いで！7時な！んじゃ！」
ブチっ

え、は？7時！？嘘でしょ？
でも、楽しみだな。

『優にいー！！！明日7時に家出て紫耀と出かけてくるー！！！』

一応優にいに伝えようと部屋からどこにいるか分からない優にいに叫ぶ。

優「あいあいさーーー！！！」
よしおっけ、
ワクワクしながら準備して、何着てこーかなーなんて！

明日早いからもう寝ようかな。
…

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

『んんー！』
時計は6時を示している。あーはや。

そんなこと思いながら準備をする。
ちゃんとメイクもしたら、廉兄の部屋に向かう。

廉兄は布団に包まりながらまだ寝てる。
心の中で廉兄ごめんって思いながら、廉兄の上に飛び乗る。

廉「うぐっ！おもっ！なに！？」

『髪の毛巻いて？ｷｭﾙﾙﾝ』
私がいちばんかわいいと思ってる顔で廉兄を見つめる。

廉「はぁー？嫌やって、今何時やと思ってんねん」

『おねがーい！超イケメンで世界一かっこよくて優しい廉きゅーん♡』

廉「はぁ、もうわかったってアイロン温めとけや」

『きゃあ！やっぱり優しいのね廉きゅん♡』

廉「廉きゅんやめろ、そしてその話し方もやめろ」