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優太side

優「れん!A!朝だぞー!起きろ!」


廉「んー!もう朝から声でかいねん。あともうちょっとでちょー可愛い子と夢の中でキスできるとこやったんに、邪魔せんとってや優太!」
寝癖をぴょんぴょんつけてブーブー言いながら階段降りてきたこいつが弟の廉。

優「なに朝からバカなこと言ってんだよ。てか、Aは?」
廉「知らんわーまだ夢の中ちゃうー?」

優「はぁ、ったく。」
ダッダッダッ バン!
ベシッ!)
『っっったぁー、もー!こんな可愛い女の子のおでこ思いっきり叩くとか有り得ないんですけど!!!』
優「叩かれたくなかったら1発で起きろっつーの!」

このちょー寝坊助なのが妹のA。一発で起きられることはまー滅多に無いわけよ。だからほぼ毎日こうやってわざわざ俺が2階のこいつの部屋まで行っておでこに愛のムチを与えて起こしてるってわけ。

優「俺もう仕事行くからな?ちゃんと戸締りしていけよー?」



「『ふあーい』」
洗面所から仲良く歯ブラシくわえて顔出した2人の本当に分かったのか分かってないのかの返事を聞いて俺は家を出る。

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作者名:みみお | 作成日時:2022年7月5日 19時

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