世界一の三兄妹 (ページ23)

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優にいが連れてこいってうるさいから、今日は紫耀くんを家に招待した。

紫「なんか緊張するな、」

『大丈夫大丈夫笑』

家の前で深呼吸する紫耀くん。

紫「よし！」

『じゃあ開けるね？笑』

ｶﾞﾁｬ
『紫耀くん来たよー、ってわぁ！なにしてんの！』

ドアを開けると仁王立ちで玄関に立っている優にい。

紫「わ！こ、こ、こんにちは！お邪魔します！」

廉「お、いらっしゃい！」
リビングからひょこっと顔をだす廉兄。

廉「ほんであんたは何しとんねん笑ﾊﾟｼﾝ」
優「いった！おい廉！長男の威厳を見せつける約束だろ！！」

『ごめんね騒がしくて笑上がって？』

紫「全然！お邪魔します」

リビングに行くとまたまたなぜだかソファにあぐらをかいて腕を組んで座る優にい。笑

廉「平野くんお茶でいいー？」

紫「あ！なんでも！お気づかいなく！」

優「平野はさ、Aのどこが好きなの？」
やっと口を開いた優にいは何を言い出すかとおもったら、そんなことを言い出すから慌てて

『何言ってんの！そんなの別にいいでしょ！』
というと、遮るように

紫「存在です。一緒にいると本当に楽しくて、時間を忘れるくらい幸せな気持ちになります。いつも笑顔でかわいくて、Aちゃんの笑顔を守りたいって思いました。」
「これはAちゃんの元からの性格なんだなって思ってました。だけどお兄さんおふたりにお会いして、お兄さん方がAちゃんにたくさんの愛情を注いだことでこんなにいい子になったんだと思いました。」

優「ふーん、そっか。A廉の手伝いしてきて？」

『え？うん、わかった』

突然席を外すように言われた私は不思議に思いながら廉兄の所にいく。