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時間は早いものであっという間に最後の種目のクラス対抗リレーの時間になった。

私は玉入れに出たんだけど、1個も入らなくて思わずやりながら笑っちゃったよね。

クラス対抗リレーは1番のメインイベントって言ってもいいくらいで、生徒たちはすごく盛りあがっている。

どうやらアンカーは人気の人ばかりみたいで女子がきゃあきゃあ言いながら誰が1番になるか予想し合ってる。

「やっぱり平野くんでしょー!あんなイケメンが足速いとか心臓いくつあっても足りないよぉー!」

やっぱり紫耀くんも人気なんだなーなんて落ち込んでると
紫「Aちゃーーーん!!!」
声がするほうを見ると、両手で手を振りながらぴょんぴょんとんでる紫耀くんがいた。

私も手を振り返すと
紫「ちゃんと見ててなーーー!!!」

なんて大きい声でいうから周りの人が私を見る。

翠「ふぅー!お熱いですねー笑」

『だから、紫耀くんはそういうんじゃないんだって!』

翠までからかってくるから顔がもう真っ赤っかになってるのが分かる。

パンっ!
第1走者がスタートした。

私たちのクラスの2組は3位。

翠「やっぱ、1位は厳しいかぁー!」

どんどんバトンは渡っていってついに次はアンカー。
私たちのクラスは4位。

紫耀くんにバトンが渡った。
周りの女子は「平野くぅーん!がんばれー!」
なんて女の子らしい声を出して紫耀くんを応援してる。
私は恥ずかしくて応援できずにいた。

紫耀くんは3位2位の人を抜かして2位になった。

『はや、』

でも1位の森本くんはまだ遠い。

「しんたろーやっぱはやいね、平野くんキツそうだね」

紫耀くんはかなりキツそうな表情をしてる。
がんばれ、がんばれ、『がんばれ!!!』

私の目の前を通った紫耀くんに思わず声をかけると、
紫耀くんの目が変わって更に速くなった。

翠「うわ、平野抜かしそうだよ!」

ゴールまで30m、20m、10m、5m、1m、

シュッ

ほぼ同時にゴールテープを切った紫耀くんと森本くん。

生徒たちがどっちだとザワザワしてる中で、1人の先生が紫耀くんの手を掴んで上に挙げた。

「「「うおー!!!」」」

紫耀くんが僅差で勝った。


紫耀くんは笑顔でこっちにピースをしてくれた。
私もピースで返すと、直ぐにこっちに来てくれて、
紫「Aちゃんのおかげ!応援ありがとう!」

『聞こえてたんだ、かっこよかったよ!』

紫「あんな、ご褒美に今日一緒に帰って欲しい!」

『そんなんでいいなら!笑』

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作者名:みみお | 作成日時:2022年7月5日 19時

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