43話｢呪いのラケットlast｣ ページ45
菊｢ここはタカさんのバーニングパワーで｣
河｢えぇ;;｣
｢私ちょっと行ってくる｣
石｢おい!?何処にいくんだ1人じゃ危ないぞ;;｣
｢大丈夫大丈夫｣
大石の言葉を軽く返すと教室から出ていった
｢海堂何処だろ｣
可哀想にああいうの苦手な癖にあんな意地張って;;
うめき声がする方に足をしますすめていくと理科室の前までたどり着いた
コンコン
？｢うわあああああぁぁぁ俺は怖くねえ怖くねえぞおおお｣
｢あぁこれは海堂だな｣
理科室に入っていくと机の下にうずくまって座っている海堂を見つけたが来たのが私だと気づいていないらしい。近づいていくと海堂の声も震えて行くのがわかった
海｢怖くねえ怖くねえ怖くねえ｣
海堂の前に来ても気づかないので体育座りで顔を埋めている海堂の腕を握った
海｢うわあああああああぁぁぁ｣
すると押し返されバランスを崩してしまった。
後ろは薬品棚だしもろに直撃したらタダじゃ済まない…と思う
反射的に目を固くつぶって衝撃に備えたが腕をグイッと強く引っ張られ顔の前には硬い胸板の感触があった
海｢はぁ良かった｣
｢海堂そろそろ落ち着いた？｣
海｢うおわ!?｣
海堂は直ぐにAを抱き締めていた手を離すと手で顔を覆ってまた机の下に戻った
海｢すんません…こんなカッコ悪い所見せて｣
｢怖いの苦手なのにあそこで意地張るから｣
海｢怖くねえっすよ!?怖くねぇ…｣
｢はいはい｣
未だに震えている海堂の背中を落ち着くまで優しく撫でることにした
｢乾のあの話は多分嘘なんだよ｣
海｢なんでそんなことが…｣
｢女の勘｣
海｢は、はぁ;;｣
｢じゃっそろそろ行こう｣
海｢無理っ;;絶対無理っす｣
さっきっから無理の一点張りでどうしようもないので海堂の手首を掴んで引いて行った
海｢ちょっ、おい;;｣
｢こうだったら怖くないでしょ??｣
振り返って言うと少し照れたようにバンダナを抑えた
海｢っす｣
海堂side
｢こうだったら怖くないでしょ??｣
この人の背中を見ていると怖いものでも不思議と乗り越えられるような気がする
自分をこうやって引っ張ってくれる女の人なんてこの先輩だけだろう
女に引っ張って貰うなんてだせぇ
俺が守らなきゃ行けねぇーのに、もっと強くなりたい
この人を守れるくらい強く＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
───────────────────────
みんなの所に戻ると結局あのラケットは堀尾のものだったらしくあの話も嘘だネタばらしされて一件落着となった
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桃花(プロフ) - めっちゃ好きです (2022年12月19日 13時) (
レス) @page47 id: 45cbc35a1c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2020年1月22日 17時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね！更新頑張ってください、応援しています！ (2019年12月11日 0時) (レス) id: e522761e6b (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - コメントありがとうございますm(*_ _)m頑張ります!! (2018年12月23日 21時) (レス) id: 9728ac157a (このIDを非表示/違反報告)
MIZUKI(プロフ) - 更新を気軽に待ってます。頑張ってください。（＾ω＾） (2018年12月9日 21時) (レス) id: f09a41c929 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネラル | 作成日時：2018年3月20日 17時
