39話｢呪いのラケットpart2｣ ページ41
越｢はぁ…車に轢かれそうになってたじゃないですか｣
桃｢ああぁそうだ!?チャリのブレーキがきかなくなって車に轢かれそうになったのをなんとか避けた拍子にこのラケットが頭に当たったんだ!!!!｣
｢そんなことってあるの??……でもとりあえず無事でよかった｣
桃の肩に額を預けると肩が小刻みに震えはじめた
いくら桃でもこういう事は慣れていなくて緊張ともどかしい思いをおさえて優しく安心させるように背中を撫でた
リョーマはくしゃっとAの頭を撫でると心配そうにでも少し複雑な気持ちで顔をしかめた
桃｢心配させてすんません…俺、｣
越｢そろそろ行こ｣
｢うん…｣
Aが落ち着いてきたのを見計らい桃の言葉をかぶるようにリョーマが言った
越｢自転車は俺が持って行くんでAお願いします｣
桃｢お、おう;;｣
越前のやつ何だかピリピリしてんなぁ＿＿＿
桃はAの手をひくと学校につくまで皆沈黙を貫いた
重たい空気の中やっと学校につくと桃がそのまま部活に行こうとするものだから引っ張って保健室に連れて行きリョーマには先に行ってるように言った
桃｢もぉA先輩大袈裟なんすから;;このぐらい平気なのに…｣
｢だめ｣
そんなやりとりをしながら保健室から出るとこちら側に近ずいてくる足音に目を向けた
石｢おーい桃、A大丈夫か!?｣
桃｢どうしたんすか？大石先輩｣
石｢お前事故にあったってホントか??｣
桃｢ええぇっ事故!?いやあ事故っつうものでも…あはは｣
さっきあったことを話すと大石達は安堵の表情を浮かべた
石｢気をつけてくれよー本気で心配したんだからな｣
カツ｢良かったあー｣
石｢っと…A!?｣
｢えっ｣
落ち着いたかと思うと突然私の肩を掴み揺すってくる大石
石｢Aも何処か怪我をしたのか!?｣
｢ちょっ、ちょっと;;大石｣
石｢大丈夫なのか!?Aは前の亜久津の時みたいに怪我しても隠すから心配で…｣
揺すりすぎてまともに話せないAに慌て出す1年と桃城
桃｢大石先輩揺すりすぎです;;｣
石｢へっ!?あ、あぁ｣
｢私は何処も怪我してないし事故にあったのは桃だけだから、あと……近いと思う｣
Aと大石の顔の距離は近く我に返った大石とバッチリ目が合うと段々顔が赤くなっていくのがわかった
40話｢呪いのラケットpart3｣→←38話「呪いのラケット」
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桃花(プロフ) - めっちゃ好きです (2022年12月19日 13時) (
レス) @page47 id: 45cbc35a1c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2020年1月22日 17時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね！更新頑張ってください、応援しています！ (2019年12月11日 0時) (レス) id: e522761e6b (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - コメントありがとうございますm(*_ _)m頑張ります!! (2018年12月23日 21時) (レス) id: 9728ac157a (このIDを非表示/違反報告)
MIZUKI(プロフ) - 更新を気軽に待ってます。頑張ってください。（＾ω＾） (2018年12月9日 21時) (レス) id: f09a41c929 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネラル | 作成日時：2018年3月20日 17時
