31話｢飴雨アメあめ｣ ページ33
「海堂…はい」
私は海堂の前に拳を向けた
海「な、なんすか？」
「いいから手、出して」
海堂が手を出すとAの手から飴が2個落ちてきた
海「うわっ!?っと…これ」
「あげる」
手をひらひらさせて越前の寄っかかっている木の方に向かっていった
桃「よかったじゃねえーかマムシ」
にやにやしながら桃城が海堂にちょっかいをかける
海「うるせー!!かまうなっ」
桃「照れてんじゃねーよ、でもよーA先輩から貰えてうらやましいぜ」
海堂は勝ち誇った顔で桃城を煽った
桃「なんかムカつくぜ…」
「リョーマ」
越「何？」
木に寄っかかっているリョーマの所に行くと
「リョーマにもはい」
もらった飴を渡した
越「ありがと…んっ」
リョーマは飲んでいたPontaを私にさしだした
「ありがとう…今日は素直だねリョーマ」
越「別に…」
越前は帽子を深く被り直す
葵「えっちぜーんくん!!また全国大会で対戦できるといいですね!!その時はまたシングルでっ」
越「もうあんたとはやりたくない」
「リョーマも楽しかったって」
葵「僕もすごく楽しかったです!!」
越「ちょっと変なこと言わないでよ」
「はいはい、あっはいPonta」
葵「えっ、それ開けっ放し」
「？リョーマからちょっと貰ったやつだけど」
葵「か、かかか関節ちゅ、ちゅっちゅー!?本当に仲がいいんですね」
「まあそれなりにね」
越「あーうん」
コレが弟になった時の特権だなとリョーマは思った
葵「あっAさんも全国大会であいましょう!!」
両手を握られるとブンブン振られた
「そうだね」
その光景を不機嫌そうに見るリョーマに気づかない葵
葵「もし僕がAさんと結婚する事になったら越前君とは兄弟になれるんだよね!!!!綺麗な奥さんがいてテニスができる兄弟と一緒に暮らせるなんて夢のようですね」
葵が妄想に浸っている頃そろそろ不機嫌さが限界に達してきたリョーマはまだ握られてる手を少し強引に引いた
越「小さい頃一緒に結婚する約束したからそれは無理」
「えっ…」
葵「えっ!?でも兄弟は結婚出来ないって＿＿」
越「俺達はできんの」
「ちょっと」
葵「そうなんですか!!!!それじゃあ越前君恋愛の方でもテニスの方でも負けませんよ!!」
越「ふっアンタが入って来れるスペースなんてないけどね」
木「剣太郎そろそろ行くよ」
葵「それじゃあねからAさん!!越前君!!」
「なんだったんだろ」
越「騒がしい奴…」
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桃花(プロフ) - めっちゃ好きです (2022年12月19日 13時) (
レス) @page47 id: 45cbc35a1c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2020年1月22日 17時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね！更新頑張ってください、応援しています！ (2019年12月11日 0時) (レス) id: e522761e6b (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - コメントありがとうございますm(*_ _)m頑張ります!! (2018年12月23日 21時) (レス) id: 9728ac157a (このIDを非表示/違反報告)
MIZUKI(プロフ) - 更新を気軽に待ってます。頑張ってください。（＾ω＾） (2018年12月9日 21時) (レス) id: f09a41c929 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネラル | 作成日時：2018年3月20日 17時
