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4. ページ46

ソヨンside


SY「うん。嫌い。私のオッパなのに、軽々しくオッパって呼んで私より仲良くしてるし。それに、、それに、嫌な態度とってるのにも関わらず一緒にゲームしようって誘ってくるのも、そーやって急に大好きとか言うのも…」




嫌じゃなかった。むしろ嬉しかった。



本当の友達ができたみたいで。




周りはオッパがデビューしたことで


私にサインもらって欲しいって頼み込んでくる人、



オッパのファンで会えるかもしれないからって家に遊びに行っていいか聞いてくる人。



そんな人ばかりで、断るたびに『つまんないやつ。』『ノリ悪いやつ』『自分まで芸能人ぶってるやつ』って言われどんどん人は離れていったから、



友達と呼べる人は1人もいなかった。




だから、Aのやること全てが嬉しくて、新鮮でありがたかった。




「そっか。でも毎回ゲーム一緒にしてくれてありがとう。まぁ、これからもゲーム誘うけど一緒にやってね。」





後で知ったこと。Aはあまりゲームが得意でなく、好きでもなかった。



私のお母さんから『ソヨナは、よくたのしそうにテヒョナとゲームしてた』って聞いてたみたい。


ゲームしてれば仲良くなれると思ったらしい。




そんなことも知らなかった。
カフェの段階で子供じみた嫉妬なんかしてなければもっと早く仲良くなれたのにと、少し後悔が残る。




SY「私、あのオッパがいるから周りに人が集まってきて友達だよね?私たちって言われることが多くて、今まで本当の友達なんていなかった。学校が嫌になって一時期行けてなかった時に、親戚が集まればオッパの話で持ちきり、オッパはあんなに頑張ってるのに妹は、って言葉では言われないけどそんな雰囲気があったし。」




「うんうん。、わかる」




SY「ごめん。嫌いなんて言ったけど、本当はめちゃくちゃ嬉しかった。ありがとう。オッパが可愛がるわけだ。」





「嬉しかったの!?え!私と遊んで楽しかった?!」





SY「うん、笑楽しかった。笑」




「よかった〜。ねぇ、改めて言うことじゃないけどさ、私たち友達になれるかな?」





SY「Aとなら友達になれる気がする。」





「私たちって似たもの同士じゃない?」




SY「私はそんなに可愛くないです〜。」




「え、気づいてないの?ちょー可愛いのに。まぁ、わたしだけ知ってればよし。」





とてもAに救われた。
そして嫌いから大好きへ変わっていったんだ。

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ザウちゃん(プロフ) - 玲さん» コメントありがとうございます!この卒業旅行が終わったら書いてみたいと思います! (2021年5月23日 14時) (レス) id: 45f70a7778 (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白かったです!できたら主人公が風邪ひいてみんなが看病したり、怪我をしてみんながさらに過保護になる話が見たいです!無理のないペースでの更新で頑張ってください (2021年5月23日 14時) (レス) id: c8a8c01682 (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - もう………もう感無量です………( ˘ω˘ )本当に恋愛に発展しない話最高です………そして主人公ちゃん可愛すぎるっっっっっ!ザウちゃんさんの小説を読むのが密かな楽しみになっています!これからもお話し更新してくださるととっても嬉しいです!! (2021年5月15日 21時) (レス) id: f760c82735 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ザウちゃん | 作成日時:2021年4月30日 11時

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