keep going (ページ40)

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40 樹side ページ40

きょものお通夜は翌日に行われ、告別式はたくさんのファンの方が来てくれた。

きょもが亡くなってから早1ヶ月。
ジェシーも高地も北斗も慎太郎も、みんなもう前に進もうとしてる。

俺は未だに実感が湧かず前に進めずにいた。

大好きなきょもがもうこの世界に居ないなんて、信じられなかった。
また樹って名前呼んでくれるんじゃないかって…

レッスン終わり、煙草を吸って吐いた自分の煙を目で追いながら、ただぼーっと眺める

遠くから足音が近づいてくる。

北「樹？帰んないの？」

「ん？あー、北斗か」

北「吸いすぎ、これでおわりにしときな」

「きょもってさ、最後、幸せだったなぁって終われたのかな」

北「は？」

「ごめんごめん、変な事聞いちゃった…
帰ろっか」

…

北「幸せだったと思うよ。
京本じゃないからわかんねぇけどさ、少なくともSixTONESでいて幸せだったとは思ってんじゃない？」

「そうかな、」

北「そうだろ、だからさ、そんなに思い詰めんなよ…
もっと、、さ。最後くらい明るく送ってあげよ？な？そっちのほうがSixTONESぽいじゃん？」

「ん、だな」

北「ほらっ、帰るぞ。そろそろ」

「タクシー代北斗の奢りね」

北「まじで、頭おかしいんじゃねぇの」

「っハッ！」

別に北斗に特別なこと言われた訳じゃないけど、その特別じゃない感じがきょもに縋ってる俺を救ってくれた。

俺も前に進まなきゃなぁ、、、

なあ、きょもー。
やっと元気に動き回れるね、食べ過ぎは良くないからね。
またそっち行くから。
また会おうね

SixTONESは永遠だから。

fin.

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最後でご愛読ありがとうございました。
無理矢理感満載でしたね、最後は。
途中で終わってるのも嫌で、なんか凄い終わらせ方をしてしまった…

明日辺りからまた更新し始めよかなと…

「淡桃色」「SixTONESの7人目」の方もよろしくお願い致します。

なぁず