keep going (ページ25)

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25 ジェシーside ページ25

午前は全員で雑誌撮影それから大我の元へ行く予定だった。

慎「きょも今朝ごはん食べてるくらいかなあ」

北「いやもう食い終わってるでしょ、11時なんだから」

慎「へ？！そんな早いの？！」

北「いやお前の普段何時なんだよ、じゃあ」

なんていつも通り喋ってる時、少し焦った顔のマネージャーが、ちょっと樹くん。来て、と樹を呼んだ。

ジ「なんだろうね、」

高「新しいMCになるとか」

ジ「んなわけ！…あるかもな！！！Ahahaha!!!」

北「うるせぇよw」

慎「いや！新しいドッキリかもよ～～？？
あ、樹、おかえり。
なんだった？？」

慎太郎が変哲のない質問を樹に投げかけたが、
答えない、何故か放心状態の樹。

北「…じゅり？」

樹「え？あー、うん、
後で言う。とりあえず、撮影。」

ジ「樹、なに？大我のこと？」

樹「まぁ、そんなとこ。
ごめん、ちょっと早く済ませよう。」

慎「なに？樹？きょもに何があったの？！」

叫ぶように問う慎太郎

樹「あとでわかるって。」

慎「あとでじゃわかんないよ！
なんで教えてくれないの！」

高「ちょ、慎太郎。
樹？大我に何があったの？」

優しく聞く高地の質問でさえも答えない樹。
それすらも俺らの緊張感は高まる。

北「とりあえず、撮影しに行こう。
その後に、話そう。その時話してくれる？
まずは目の前の仕事に集中しよう。」

樹はこくりと頷く。

いつもゆっくり撮影する俺らだけど、
今日ばかりは早く撮影を終わらせた。

その間も樹は何度も、何度も何度も
携帯の執拗以上に確認していた。