keep going (ページ22)

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22 慎太郎side ページ22

きょもの再発がわかった次の日もその次の日もみんなで病室に行った

抜け殻状態のきょもは
お風呂に入るのもトイレにいくのも
体制を変えるのも、されるがままで、きょもがいない気分だった。

俺らがどんなに話しかけてもいつもみたいに楽しい話をしていても反応することはほぼない

ジ「見て～大我～
これね、俺の親戚がくれてね、体にめっちゃいいんだって～
あとね、これとこれとね、、、」

操り人形みたいに体を起こしたきょもは急に、ジェシーが机の上に広げた薬を床に飛ばした。

北「京本？」

京「こんなん飲んだって治らない、そうみんなも言われたでしょ？
治ったところでSixTONESには戻れないんだって！」

北「それは100％の話じゃないだろ？
可能性が低いだけで、治らない絶対的な話じゃない」

京「治らないんだって、、知ってんだよ、おれ
自分の体くらい自分が、1番わかってる…」

北「でも、ジェシーはお前を思ってさぁ、」

京「…思ってくれなんて言ってない｣

北「は？」

北斗は殴りそうな勢いできょもの胸ぐら掴んだ

「ちょっ、…北斗」

京「お前らが毎日来てるのも、全部全部うんざりなんだよ…
お前らに、俺の苦しさの何がわかんだよ！
北斗もそうだろ？不仲不仲言われて、
不仲の相手が死んだら楽じゃねぇの？
居ずらいグループもちょっとは居やすくなるよな？」

北「京本、お前言っていいことと悪いことがあるだろっ！」

京「は？それともなに？？同情？
メンバーが病気だからって好感度でもあげようとしてる？」

「…やめてよ、きょもやめて…きょもらしくないよ…」

その瞬間高地が大我の頬を叩いた

京「…いって、なに、？高地」

高「俺らは構ってくれとか、助けてくれって言われた記憶はない。
でもさ、仲間が弱ってたら助けるのが普通なんじゃねぇの？
大我の中でSixTONESはそんなもんだった？
病気になったからって手放せるものだったの？」

するとさっきまで落ち着いていたきょもの様子が一変した

京「っっ、、そうゆうのが鬱陶しいの！っﾊｧｯ、、、うんざりなの！！！はぁっはぁっ、
いつっ、、まで仲間って言ってんの？！ｯｯﾊｧｯ､」

樹「っちょ、、きょもっ？慎太郎！ナースコール！！！」

息を切らしたきょもは急に意識を飛ばし、俺らは病室から追い出された

高「ジェシー気にしないでいいからね、」

ジ「、、っうん…大丈夫、気にしてない」