憧れじゃないこの気持ち

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山田side



有「今日もやりきったぞー！」




山「大ちゃんうるさい。叫ぶにしても楽屋にして、ここまだステージ裏だから」



有「はーい」



全く大ちゃんは、どうすんのステージの方まで響いたら



「あっ山田くん！」



聞き覚えのある声がして、その方向を向いてみる




俺に向かってブンブン手を振る俺の後輩、中島健人



可愛いな〜ああいうとこ笑



俺も笑顔で手を振るけど、何故か下を向いてしまった



どうしたんだろ。



山「健人、大丈夫？」




健「あっ、大丈夫です！」



山「そ？じゃあ頑張ってね」



健「はい！あっ、ちゃんと見ててくださいね！俺、山田くんに認めてもらえるように頑張るんで！」



それじゃあ！っていいながら、メンバーの待つところへ走っていった




なんか顔が赤かったような気がするけど、大丈夫かな？




有「山田ー！楽屋戻るぞー！」



山「はいはーい」






楽屋に戻ってきてすぐにモニターを見て見ると、SexyZoneがステージで歌っていた



もう認めてるよ。健人はりっぱな王子様だ




SexyZoneのステージが終わって、ソファの上でゲームをしていると楽屋の扉がコンコンｯとなって入ってきたのは健人だった



健「あっ！山田くん、この後空いてますか？」




山「このあと？うん、空いてるよ？」




俺がそう言うと、ぱぁっと笑顔になる健人



健「ご飯でも行きませんか？色々お話聞きたいんで！」



山「いいよ、じゃあ仕事終わったら行こっか」



健「はい！それじゃあまたあとで！」



ペコリと頭を下げ、元気よく挨拶をして自分の楽屋に戻っていった



同い年なのに凄い慕ってくれてる健人


健人のことはすごく好き、もちろん可愛い後輩として


それなのに、あんなことになるなんて………

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