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山田side
裕翔に聞いたスタジオに言ってみたけど、SexyZoneはもういなくて、スタッフさんに楽屋の場所を教えてもらって健人がいるであろう楽屋の前まで来た
なぜか心臓がバクバク言ってて、なかなかノックすることが出来ない
ようやく心を決めて、ノックしようとしたその時
「あれ、山田くん?」
山「風磨」
声の方を見てみると、不思議そうに風磨が俺を見ていた
菊「どうしたんすか?」
山「あっいや」
菊「………もしかして、中島ですか?」
………え?なんで分かったの?
相当キョトンとしてたのか、風磨は少し笑って『ちょっと待っててくださいね』とだけ言って、楽屋の中に入っていってしまった
風磨に言われた通り楽屋の前で待っているとガチャッと楽屋があいて、中から健人が飛び出してきた
山「けん………うわっ」
俺が健人名前を呼ぶ前に、ギュッと抱きしめられた
………あれ?健人、震えてる?
山「健人、どうし「良かった」………え?」
健「山田くんが、無事でよかった」
俺を抱きしめたままそう言うと、健人の力がさらに強くなった
ちょっと苦しいけど
山「ありがと、助けに来てくれて」
ほんとに健人が来てくれた時は嬉しかった
まるでヒーローみたいに俺のところに駆けつけてくれて、こうやって抱きしめてくれる
健「山田くんの為なら、どこへだって行って見せます。だから、何かあったらさっきみたいに俺のこと呼んでくださいね」
ほら、こうやってまた、俺の心をかき乱す
ようやく気づいたんだ。自分の気持ちに
そっと健人から離れて、俺より高い健人を見上げるとばっちりと目があった
山「好き」
健「……………え?」
山「俺、健人のことが好き」
いつからかはわからない。ただ、健人が俺に好きって言ってくる度にドキドキしたし、今だってものすごくドキドキしてる
健「夢じゃ、無いよね」
山「ふっ笑 現実だけど?」
まだ信じられないという顔で俺を見る健人がおかしくてつい笑ってしまう
顔真っ赤にして、口もとに手を当てて『やっばい』なんて呟いてる
健「………俺と、付き合ってくれますか?」
山「はい!」
力強く返事をすれば、また抱きしめられた
その時は、ここが楽屋の前だってことも忘れてたくらい
後輩だけど、すっごく頼りになるキラッキラな王子様が、俺の彼氏になりました
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涼奈(プロフ) - りょーなさん» コメント&リクエストありがとうございます!趣味も一緒だなんてびっくりです!(笑)まだまだ受け付けてますのでたくさんのリクエストお待ちしてます(*^_^*) (2017年11月27日 13時) (レス) id: 9da4d952f7 (このIDを非表示/違反報告)
りょーな - はじめまして!!名前一緒で趣味一緒で運命感じたので、リクします!(笑)[嫉妬]お願いします!!! (2017年11月26日 21時) (レス) id: bc01801cfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼奈 | 作成日時:2017年4月2日 8時