憧れじゃないこの気持ち

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山田side



目が覚めたのは、さっきとは違う明るい部屋だった



J「「涼介！/山田！/山ちゃん！」」



山「み、んな？」


JUMPのみんなが、ソファに寝転んでいる俺の方に涙目で駆け寄ってきた



ってことは、JUMPの楽屋？


なんでここにいるんだろ



圭「山ちゃん！」



山「うおっ、圭人苦しいって」



いきなり圭人が飛びついてきてギュッと抱きしめられた



圭「ごめん………俺があの時一緒に行ってれば山ちゃんが辛い思いすることなんてなかったのに…………」



山「…………圭人のせいなわけないじゃん。俺がしっかりしてなかったのがいけなかったんだから」



ていうか、なんで知ってるの？



山「ねぇ、俺なんでここにいるの？なんでみんなは俺にあったこと知ってるの？」



伊「健人だよ」



山「え？」



光「健人がはぁはぁ言いながら、お前のこと連れてきてくれたんだよ」



薮「何があったかも、健人が全部教えてくれた」



………そうだ。俺が襲われそうになった時に健人の声が聞こえてきて安心して、そのまま俺、気を失っちゃったんだ



助けに来てくれたんだ。





山「健人は？」



お礼言わなくちゃ。
後輩に助けられるなんてダサい話だけどそれでも、あの時俺が、一番助けに来てほしいって思ったのは健人だったから




裕「下の階のスタジオでSexyZoneが撮影してたけど」




山「俺、健人のとこ行ってくる」




有「気をつけろよ。ただでさえ可愛い顔して狙われやすいんだから」



山「お世辞でもありがとうございます。」



大ちゃんの言葉を適当にながして、楽屋を出た






J「「まじで言ってんだけどなぁ………」」

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