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山田side



スタッフさんに連れてこられたのは、今は使われていなさそうな空き部屋



なんでこんなところで話すんだろ



すると、後ろの扉がカチャッ音を立てた




真っ暗であまり相手の顔が見えない



だんだんそのスタッフさんが俺の方へ近づいてきて俺の目の前で立ち止まった



山「あ、あの」




ス「山田くんって結構単純なんだね」



山「え?」



言ってることがわけわからない



ス「こんな簡単についてきてくれるなんて。」



山「なに、言ってるんですか、いたっ」



俺がそう聞いた途端、ガシッと腕を掴まれて壁に体を押し付けられた


力が強くて、全然動かない………怖い



ス「その怯えた顔、最高だね」





山「んっ!?」




にやっと笑ったと思ったら、強引に唇を押し付けられた


やだ、気持ち悪い。怖い……



だけど目の前のこいつは辞めようとしない



山「ふっ………んっあぁ」



苦しくなって、少し口を開けたら、待ってましたとでも言うように舌をねじ込んできて出したくないのに出てくる俺の甘ったるい声



体の力が抜けてその場にしゃがみこむと、気持ち悪い笑顔を浮かべて俺を見てくるこいつ



ス「そんなにトロンとしちゃって可愛いね。ほんと………今すぐにでも犯してやりたい」



そういうと、俺の服をぬがし始めた



山「っ!やめ、ろ」



そんな言葉は届くはずもなく、どんどんはだける俺の服。



ス「うわっ、思ってた以上に綺麗だ」



もう完全に脱がされた上半身にゆっくりと汚い手が伸びてくる。



やだ、やだやだやだ。気持ち悪い


助けて



山「………けん、と」





なんでこの名前を呼んだのかはわからない



だけど、どこまで俺を惑わせたら気が済むのか



バンッ




「お前、俺の大切な人に何してんの?」




勢いよく扉の開く音と、聞き覚えのある声を最後に、俺の意識は途切れた

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涼奈(プロフ) - りょーなさん» コメント&リクエストありがとうございます!趣味も一緒だなんてびっくりです!(笑)まだまだ受け付けてますのでたくさんのリクエストお待ちしてます(*^_^*) (2017年11月27日 13時) (レス) id: 9da4d952f7 (このIDを非表示/違反報告)
りょーな - はじめまして!!名前一緒で趣味一緒で運命感じたので、リクします!(笑)[嫉妬]お願いします!!! (2017年11月26日 21時) (レス) id: bc01801cfd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涼奈 | 作成日時:2017年4月2日 8時

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