好きになるわけ。 (ページ1)

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最悪ページ1

YR「Aどうした？
餌待ってる鯉みたいな顔してるよ」

絶賛ショックを受けている私にグサッと無目に突き刺さる言葉を放ったこの子はユリ。

所謂親友ってやつ。

まあ、それは置いといて私がこんなにショックを受けている理由。

それは、

「なんで私がキムテヒョンの隣にならなきゃいけないの！？」

自分で言うのも恥ずかしいが、ユリ以外の女子とはあまり話したことがなくクラスが別れたらどうしようか迷っていた。

けどそれ以上に問題があった。

それが、キムテヒョンの隣だと言うこと。

人懐っこい性格で友達が多く、笑顔が可愛らしくてイケメン。
おまけに勉強も運動もできちゃう。

それはそれはモテることで。
隣になったら私の間に被害が及ぶ。絶対に。

だけどそれ以上に私が関わりたくない理由があるんだ。

YR「学校一のプレイボーイって噂だもんね〜
どんまいとしか言い様がないわ。」

学校一のプレイボーイって噂だもん。
そんな奴と関わりたいって思う？

私はそんな欲求不満じゃないので関わりたくないです。

先生「席着けー」

「やだよー！！ユリ！！本当に！！」

とうとう先生が来てしまい、皆が席に着き始める。

こんだけ嫌がってるのにルンルンで席に着くユリは本当に友達なのか…‪ㅠㅠ‬

幸いまだキムテヒョンはいないみたいだから早く席に着いちゃお。

ちゃんと青春できるのかな…。