19 ページ19
教室に戻ると、みんなは先にご飯を食べていた。
優希「ん、たかちゃん先食べてんで〜」
洲崎『うん〜』
くっつけてる机の上にお弁当を置いて、先に手を洗いに行く。
蛇口から水を出して、手を洗ってると、
「もう〜お前ほんま！」
「ごめんやって！！」
声がする方に顔を向けると、
昂生「はぁ……」
優希「笑 汚れてもうたぁ」
昂生「なにわろとんねん！」
服が汚れてる昂生と優希。
洲崎『どうしたんそれ、』
昂生「優希にケチャップこぼされたんや！」
優希「でも俺悪ないもん！」
昂生「お前以外にっ！誰がおんねん！」
洲崎『笑笑』
水道で一生懸命自分の服をこすってる2人を横目に教室に入った。
洲崎『よおし、食べよ〜』
そう呟いて、お弁当の蓋を開ける。
開けたものの、喉がかわいてお茶を飲んだ。
山田「んで？Aとは最近どうなん？」
洲崎『！？！！？！』
健人の予想外の言葉に、思わずお茶を吹き出しそうになった。
山田「動揺しすぎ笑」
洲崎『なんやねん……急に……』
山田「だってぇ、Aのこと好きなんやろ？」
洲崎『はっ！？』
なんで知ってんねんこいつ……！
山田「夏祭りの時、俺がトイレ行く途中お前がAにキスしてるとこ見たし、」
洲崎『うわっ恥っず〜』
一気に顔をが赤くなる気がした。
山田「好きなんやろ？」
洲崎『う、うん……』
山田「で、どうなん、向こうは」
洲崎『俺自体も好きって伝えてないし、向こうの気持ちはわからん。』
廊下でいろいろ騒いで服を洗ってる昂生と優希の騒がしい声が聞こえてる。
不思議そうな顔をしながら、口をもぐもぐしてる健人。
山田「お前も意地悪なことするなぁ」
洲崎『え？』
山田「好きやったら好きって言えよ」
洲崎『う、うん……』
山田「キスだけで終わらすとか、意地悪やなぁ笑」
笑いながら健人はゴクッとお茶を飲み干した。
山田「まあそんな困った顔せんでも、モテる洲崎や、Aは振り向いてくれるわ」
大丈夫、と健人が俺の肩を叩くと同時に教室のドアが開いて2人が帰ってきた。
洲崎『服びちょびちょやん笑』
昂生「こいつのせぇやっ！」
優希「俺だけの責任ちゃうやろっ!!」
山田「はよ食べな、昼休み終わるぞぉ〜」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すーゆみ(プロフ) - お返事ありがとうございます。(^O^)自粛中に山田さんが週末にYouTubeの生配信をして下さって、あたしの悩み事に寄り添って下さったので、洲崎さん押しが心がわりしてしまいそうです。山田さん、本当にお優しいですよね)^o^(お二人ともに才能にあふれていて、素敵過ぎ。 (2020年5月27日 21時) (
レス) id: 86f87981c6 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - すーゆみさん» ラニーノーズ洲崎さんお好きなの、大共感です。笑 山田さんの詩を作ったりする才能にもかっこいいなあと思います。 (2020年5月27日 19時) (レス) id: 850f428eb1 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - はじめまして。読んでいただきありがとうございます。まだまだ未熟な私なので不満等ございましたらドシドシお申し付けください。これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。 (2020年5月27日 19時) (レス) id: 850f428eb1 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - ラニのふぁんさん» リクエスト等ございましたら気軽にお申し付けください。 (2020年5月27日 19時) (レス) id: 850f428eb1 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - ラニのふぁんさん» ラニのふぁんさん、はじめまして。小説読んでいただきありがとうございます。「おもんな。」と思われましたらすぐにお気に入りを消去していただいても構いません！笑 そうならないように頑張りますのでよろしくお願いいたします。がんまるがんまる私がんばる。 (2020年5月27日 19時) (レス) id: 850f428eb1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かんな | 作成日時：2020年4月21日 1時
