HAPPY END (ページ5)

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2人でテレビを眺めて爆笑。

A『私、ラニーズルームの空気感大好きやねん』

山田｢ケンとタカはええ歌つくるからなあ｣

A『一応設定は守るのね笑』

2人で喋ってたら私の携帯が鳴った。

山田｢A、洲崎から電話｣

A『なんやろ、健人出てみて』

山田｢俺！？笑｣

スピーカーにして貴郁と通話。

山田"もしもし洲崎？"

洲崎"うわ！なんで健人？"

A"Aも聞いてますよ～"

洲崎"やっぱな、健人鍵持ってないやろ"

山田"え！うん"

洲崎"俺のカバンに入ってた"

山田"え！！"

A"え！！"

洲崎"間違えて持って帰ってきたみたいやわごめん！"

山田"いや、多分俺が入れ間違えたわ"

洲崎"明日渡すから今日はAに泊まらせてもらって"

A"了解!!"

洲崎"ごめんなぁ健人もAも "

山田"いや俺が悪いわ、"

ラニー仲良っ……!!

洲崎"じゃあな！"

山田&A""ばいばい～""

無事健人の鍵も見つかった頃にはもう3時半。

山田｢A明日は？｣

A『明日ラニー一緒やで』

山田｢あれ！夕方から出番？｣

A『そう。それだけ』

山田｢俺らもそれだけやわ～｣

明日は全く同じスケジュール。

山田｢でも幼なじみと一緒の仕事とかなんか不思議な感じするな｣

A『何を今更笑』

山田｢だって一緒に砂場で遊んだり、学生時代も過ごした仲やで？｣

A『ずっと一緒におるな笑ってか今までの人生離れたことないんちゃう？』

山田｢ほんまやなぁ｣

家族以上に一緒におることになる。

A『でもさ、私26歳やろ？健人は31歳やん。』

山田｢おん。｣

A『5歳離れてんねんで？やのにずっと一緒やのも不思議じゃない？』

山田｢たしかに。やのに同期やしな笑｣

小さい頃は一緒に公園で遊んでくれたり、受験の時には勉強を教えてくれたり…

A『ホンマに血繋がってるんちゃうん』

山田｢ほんまそのレベル笑｣

健人も勉強は苦手やから受験はほんまに大変やったんは昨日のように覚えてる。

山田｢でも横におってくれた方が落ち着くわ｣

A『私らずっと一緒におるんかなぁ』

人前では口喧嘩することが多いけど、それも兄弟喧嘩みたいな感じ。

A『じゃあそろそろ寝ますかぁ』

山田｢そやな｣

同じベットに2人で寝転んで眠りにつく。

こいつと一緒におるのが私にはあってるんかなぁ。