ささやかな日常。その2 (ページ8)

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小瀧さん(8) ページ8

望side

俺は勢い良くリビングに入っていった。

望「神ちゃん！ヤッホー！！暇になったから照史の肉料理食べに来た～！」

少しお酒も入ってるからいつも以上にウザい感じで絡みに行ってるかも。

照史が後ろからなんか呼びかけてるけど、お構いなし。
俺は肉を食いたいんじゃ笑

望「あ、神ちゃんやっぱりいた！一緒に食べてたんよな！
いっぱい料理あるやん〜これ全部照史作ったん？うわ、青椒肉絲やん！俺も食べたい！」

ダイニングテーブルの上に注目が入っていたけど、神ちゃんの横におる子…

智洋「あれ、のんちゃん…」

A「…」

望「…ちょ、誰？この子！めっちゃかわいいやん！」

智洋「のーんーちゃん？」

望「誰かの彼女？俺とも連絡先交換せぇへん？」

智洋「のんちゃん…?」

望「あ、もしかして神ちゃんの彼女？ごめんやん、なんもしぃひんやん！で、いつかr」

智洋「彼女ちゃうわ笑俺の妹やし」

望「え？」

…今なんて…？
…彼女じゃなくて？

望「…妹？」

智洋「そうって言ってるやん笑」

よくみたら目とか瓜二つレベルで似てるな…

ていうか、照史、俺の反応見て笑ってんの見えてるからな？

A「…始めましてじゃないけれど。Aって言います笑」

望「…こ、小瀧望です。だいぶ前すぎて忘れてたわぁ…なんか勝手にはしゃいでしまってすいませんでした笑」

照史「ッヒィーッハッハ！あーおもろいわ！まぁまぁ、望も折角やから食べて行き？」

望「そもそも食べる気で来たし！」

破天荒に反論しながらも、俺はすぐに食べれるように手を洗って準備した。

ーーーーー

俺きっかけで始まったプチ騒動が終結して、全員が食事を取れる環境に。

肉パーティーの再会って感じか。
まぁ、俺は今から参加やけど笑

女子1名と、成人男性3名おったら肉があっという間に無くなっていく。

照史「あ、そういえば、なんで望って今日俺とモンチとAちゃんが一緒に食べるって知ってたん？」

望「それは、神ちゃんが！」

智洋「…あぁ、照史が一足先に帰った後に、みんなから『今日照史と何するん？』って言われたから、『肉パーティする』って言ったからやと思う笑」

望「楽屋だけの会話やったら2人で食べてると思うやん！絶対みんな思ってるって！」

照史「あ〜、そっか。それだけやったらそう聞こえるなぁ」

望「Aちゃんがいるなんて一切言ってないやん！」

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