ヤンデレな彼ら【歌い手】

ヤンデレ22 ページ31

「いや、ボクそんなの知らないんだけど」


『「は？」』





「え？なにお前。この期に及んでまだシラ切るつもりか？」

「いやいやそんなわけないでしょ？」

「まあ、それも大事な事だけど今はきちんとストーカーの対策をするべき！」



…正論ですね。
うーん。どうしたものか。


「それで、警察にはもう連絡してみたんだよね？」


「『あ。』」


「はあ！？してなかったの……？馬鹿なんじゃないの…」


でもまだ決定的な証拠があるわけでもないし。
それにミステリー小説とかで警察ってあまり役にたたないじゃない？




「じ、じゃあとりあえす警察に電話するか」


「なんでこんなことも思いつかなかったんだよ。Aのそばにいる資格ないよ、ほんと」



「ぶつぶつうっさいわ！」









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