ヤンデレ17 ページ26
さっきセンラが「大丈夫?」なんて言ってくれたけど…。大丈夫なはずがない。
そんな私の気持ちを分かっているのかセンラは優しく手を握ってくれている。こんな緊迫した中でこんなことを思うのはどうかと思うが
こうして支えてくれるセンラを少し…かっこいいと思ってしまう自分がいる。
これが吊り橋効果というものなのだろうか。
自分が危険な目にあっている所を助けられたからセンラが良く見えてしまうに違いない。うん。
そんなことを頭の中で考えているとあっという間に自分の部屋についた。
『今日、あの人居なかった…よね?』
「たぶん居らんかったなあ。なんでやろ…。」
『家の中に居る…とかは流石にないよね?』
「可能性としては考えられなくもないんだよなあ。」
うそ…でしょ……。
家の中にあの人が居ると考えるとゾッとする。
「A。部屋の中までついていくで。」
静かに頷くと私を安心させるように頭を撫でてくれる。
流石に安心はできないが少しは気が楽になった。
「カギ…あいてる」
『え…』
「行くで、A。…大丈夫、俺がいる」
センラがドアを開けると…。
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ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2020年10月30日 0時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
白兎 - ニヤニヤして見てて親に変な目で見られてるんですけどどうすればいいですか? (2020年7月31日 13時) (レス) id: 46d9c3b1f4 (このIDを非表示/違反報告)
厨二腐女子 - にやにやして楽しんでます。助けないでくださいそしてヤンデレの歌い手さんたち逮捕endでいい気 (2019年10月31日 0時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
どみの。(プロフ) - 鏡音廃さん» 嬉しいです!存分ににやにやしちゃってください! (2019年4月15日 19時) (レス) id: bb9d35a215 (このIDを非表示/違反報告)
どみの。(プロフ) - しらすさん» ありがとうございます(;_;) (2019年4月15日 19時) (レス) id: bb9d35a215 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どみの。 | 作成日時:2018年7月27日 15時