26.aespa2 ページ26
.
[ aespa SIDE ]
「ねぇ！ジェヒョンオッパの隣に居る人！
めちゃくちゃ綺麗じゃない！？」
「私は可愛いと思うけどな〜」
たまたまカフェで休憩中
ジェヒョンオッパの隣にいた女性に視線が集まった
.
身長は私より少し、小さいかな…
色白で目もぱっちりしていて、ハッキリした顔立ちなのに
小動物の様に可愛い雰囲気を持った女性だった
.
「と言うかさ、見た事ないし
あの人が私達のスタイリストなんじゃない！？」
「えーじゃあ挨拶に行こうよ！」
「え、」
「え、じゃないミンジョン
アンタもこれを機に、人見知り無くしなさい！」
.
綺麗な人には目がない
ジミンオンニは、真っ先に彼女の方へ向かった
オンニに続いてニンニンまでも。
(本当、行動派だ…)
.
と言うか、あのジェヒョンオッパの表情見て
何か思ったりしないのかな…？？
.
「あーあ、ジミン行っちゃったね
あの感じだと、オッパ
彼女の事、気になってる感じだと思うけど」
「あ、えりオンニもそう思う？」
「流石にあの、あからさまな態度なら
誰でも分かると思うんだけどな〜…
仕方ない、ジミンは綺麗な人が好きだからね！」
(て事で私も行こーっと！)
.
「あぁ、ちょっと！えりオンニまで…！」
.
aespaは私以外、外交的な人だ
その行動派は、「え、ちょっと…」と引く事もあるが
「いいな」と羨む事もある。
もちろん今は、後者でアリ
散々、言っておきながら、私だって彼女の事は気になっているんだ
.
.
.
名前を聞けば、彼女は日本人だった
確かに、そのたどたどしい韓国語を聞いていれば
異国の人で、且つ、ココ韓国に来た日は浅い事が伺える
(可愛い…)
見た目と違ってその控えめな性格に
もしかしたら、私と同じタイプなんじゃないかと
勝手に解釈し、距離が縮まっていた。
.
質問攻めのオンニ達に
どうすればいいのか分からず
すかさず、ジェヒョンオッパを頼っているあの顔は
同性の私でも可愛いと思っていた
(オッパ、さぞ幸せそう…)
.
でも私的に、その時のオッパの
幸せを噛みしめているような顔も、とても印象的だったんだ
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 835人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きみしぐれ
| 作成日時：2023年1月14日 11時
