43.運命の日 ページ43
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[ DOYOUNG SIDE ]
ルタさんに話があると言われ
Mroomに集まった俺達、NCT127＿＿＿＿＿＿
そこには何故か居るはずの
Aさんの姿が見当たらなかった。
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…嫌な感じがする。
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彼女は別に四六時中、俺達の傍にいる訳ではないが
ルタさんに呼ばれ、彼女の姿が見えない時点で
何故かとても嫌な感じがしていた。
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もしかして
この間のVライブの件で何か問題が…？
「あのルタさん
Aちゃんはここに呼んでないんですか？」
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俺のソワソワを感じ取ったのか
それとも俺と同じように思ったのか
まるで俺の気持ちを代弁してくれるかのように
ユタヒョンは聞いた
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「そうそう、今日、お前等に話したいのは
Aちゃんの事でね」
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“ ごくり ”
全身の水分が一気に唾液となり
それを飲み込んだ
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まさか転生者だとバレた？
それともやっぱりVライブの件で………
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嫌な思考になる自分が
心底嫌だと思っていたが、ルタさんが口にした言葉は
誰もが予想を超えた話だった
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「＿＿＿ってのが年末にあってね」
「「「AIR AWARD…？？」」」
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本当にAさんは凄いなぁ、
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確かに彼女は末期の社畜だが
それでもその頑張りが、俺達にそして、世間に認められて
どんどん前へ進んでいる。
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自分の事ではないけど、素直に嬉しいと思った。
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「なんやドヨン嬉しいんか？」
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口角が上がってるで
と小さな声で俺に言うユタヒョン
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「そりゃ嬉しいですよ
あんなに頑張ってるんですから」
(と言うか口角は上がってません)
「まぁ、そらそうか」
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ルタさんの話を聞いた後、彼女にその事を伝えれば
『そうなんですよ！
はぁ、やっとドヨンさんに伝えられました！』
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とキラキラした太陽のような笑顔で言った。
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「本番まで楽しみだね」
『はい！
先週からずっとウキウキしていて
中々眠れなくて…』
「それはちゃんと寝て！？」
この時はまだ何も知らなかった
まさかこの AIR AWARD で、彼女の事をまた一つ知れる事を…
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きみしぐれ(プロフ) - wakaさん» 彼女を心配したドヨン君が、意図的ではなかったんですが、全てを聞いてしまってたんですね。そうそう、銀だこのゴールドカード…っておぉい！モザイク！モザイクの意味ぃぃ！！！！！(笑) (2022年11月23日 7時) (
レス) id: bbaa55fe8f (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 立ち聞きはドヨンだったかwお仲間に強制的に入れられてwwww銀だこのゴールドポイントカードの期限のためにも頑張らないとwwww🤣 (2022年11月22日 10時) (レス) @page3 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きみしぐれ
| 作成日時：2022年11月22日 9時
