05.少しの嫉妬 ページ5
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『ドヨンさーん』
「また僕？
もう、Aさんったら＿＿＿＿」
最近、この2人の距離がやけに近い気がする。
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「ん？何？
俺の顔に何か付いてる？」
『いえ、付いてませんけど』
「いや
Aさんに聞いてるんじゃなくて…」
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そんな俺の視線に気付いたのか
ドヨンヒョンはそう俺に言ってきた
けど、何故かAさんが答えてたけど。
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「なーんか最近
2人の距離が近いなー？って思ってェ？」
「！？」
「そ、そんな事ないでしょ！？
俺よりあれだよ！？ユタヒョンの方が近いよ！？」
そう素直に言えば
分かりやすく、照れながら否定をするドヨンヒョン
多分、この人に嘘を付けって言っても
嘘が付けないタイプだと思う
要するに、分かりやすい
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「ユタヒョンは
人の心を掴むのが上手いし
あの人は元々、距離感がおかしいから…」
「俺は人の心が掴めない奴って
言いたいのか？ヘチャン、」
「そ！そうじゃなくて！」
少し、余計な事を話してしまい
若干、ドヨンヒョンの機嫌が悪くなった。しまった…！！
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『ヘチャンさん、忘れたんですか？
ドヨンさんは私の命の恩人なんですよ』
「あれ、その意味不明な奴
まだ続いてたの？」
「おいヘチャン！
お前それは流石に失礼だろ！！…ぷ」
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『ちょっとドヨンさん
ドヨンさんが一番タチ悪いですよ』
(笑っちゃって)
「そうだよヒョン！
笑いが隠せてないじゃん！」
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「タチは悪くないよ！
だって本当にあの時は意味が分からなくて＿＿」
何とかAさんの発言で
ドヨンヒョンの機嫌は直った…ホッ
でも俺は見逃さないよ
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「“あの時”って事は
今はちゃんとに意味が分かってるって事？」
「そ、そんな訳ないだろ！？」
「だってそんなニュアンスだったじゃんー」
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「ヘチャンも訳わかんない事言うな！
もう練習だから戻るぞ！」
『あ、また逆ギレ』
「君は、少しは俺を庇って！？」
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「…」
でも、ちょっと悔しいけど
この2人のケミが一番しっくり来るなと思ってしまった。
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きみしぐれ(プロフ) - wakaさん» 彼女を心配したドヨン君が、意図的ではなかったんですが、全てを聞いてしまってたんですね。そうそう、銀だこのゴールドカード…っておぉい！モザイク！モザイクの意味ぃぃ！！！！！(笑) (2022年11月23日 7時) (
レス) id: bbaa55fe8f (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 立ち聞きはドヨンだったかwお仲間に強制的に入れられてwwww銀だこのゴールドポイントカードの期限のためにも頑張らないとwwww🤣 (2022年11月22日 10時) (レス) @page3 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きみしぐれ
| 作成日時：2022年11月22日 9時
