我はアイドルなり！ THE REMAKE (ページ19)

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19.新発覚ページ19

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[ TAEMIN SIDE ]

練習後、返ろうと思っていた矢先に鳴る電話
表示を見れば“A”と書かれていて、ドキッとする

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電話に出れば
暇なんでそっちに行ってもいいかと
何とも練習生らしからぬ発言をしたA

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そして場所を伝えれば
ものの数分でコチラにやって来た

『どうもどうも～！！！！！』
「部屋の入り方が若手芸人もどきで草」

「…しかも売れなそう(ボソッ)」
『おい誰だ！売れなそうとか言った奴！』

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帰ろうとしていたヒョン達も
Aがコチラに来る事が分かり、残る事に

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「別に帰っても良かったんですよ？」

「そんな事言うなよー
　せっかくなんだし俺等にもAさんを紹介してよ、ね？」

『どうも～！
　練習生になりましたァ！COMAです！』

「挨拶までも若手芸人で草」
「しかも本名明かさないんかい」

『ハッ、本名なんて言葉はとっくの昔に無くした！』
「なくしたんかい」

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『トゥッ！！！！！！！！』
「「「「！？！？」」」」

「…」

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強烈すぎる自己紹介にヒョン達もたじたじだで
コレが普通の反応だろうが

もうこんな感じも何度目だろうか

俺にとってはコレが普通になっていた

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『我が名は漆黒のCOMAX！！！！！』

「いやだからAさ」
『COMAX！』

「そのCOMAXってなんなの？」

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練習生になったと同時に
何故か定着しているCOMAXと言う名前

もしかしてコイツ
芸名をコレにしようと思ってる…？？？

…だとしたら相当サムすぎるぞ

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そんな風に思っていれば、突如「あー！」と
キーヒョンが大きな声を出す

「もしかして君！SherlockのCOMAX！」
「は？」

『えぶりばでい？？？』

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キーヒョンの言う《Sherlock》は
只今練習真っ只中で、カムバックする曲である

だが、等の本人はイマイチ分かっていない様子だった

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「作曲がCOMAXになってるけど
　もしかして君の作った曲なの！？」

「よく見てたね～」
「いやぁ、ダサい名前だなって思ってたんだよ」

『この人サラッと酷い事言ったよ！？』

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俺もちゃんとに見ていなかったけど
どうやらAが作曲した曲らしい

“流石”と言うしかない

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