我はアイドルなり！ THE REMAKE (ページ15)

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15.圧倒的オーラページ15

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晴れて練習生となったAは
初日にて、早速やらかしていた(テへッ☆)

『失礼しまーす』

「「！？！？！？」」

指定された練習室へと行けば
もう既に歌っている人間が何人か居て

『あーコレはもしかして遅刻って奴か☆』と

軽い気持ちで思っていた(軽いんかい)

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それに反して、既に部屋に居た人間達は

「何でコイツがこの部屋に入ってきた？」
「それもすげー顔の良い奴」と思いながら、歌うのを辞めなかった

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『(とりあえず歌い終わるまでは邪魔できん)』
『(そこのソファーにでも座るか)』

「「！？！？！？！？」」

あまりの図々しい態度に、一瞬声が裏返った

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彼女の図々しい態度が原因か
それとも声が裏返った事が原因か

流れていた音楽は止まった

…もちろん理由は前者だ

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『ちょっとォ！？
　何でいきなりBGM止まったァ！？』

『いい所だったでしょうがァァ！！！！』

「いやお前のせい！！！！！！！」
『？』

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もちろん、彼女のせいで音楽は止まった
言葉を選ばず言えば、不法侵入だからだ

「え？君どこの誰？」
『まずは主の自己紹介してから』

「あ…そうだよね、
　僕はEXOチャニョル。君は？」

『自分は漆黒のCOMAX』

「噂の最高評価生！」
『は？』

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何と、部屋を間違えてEXOの練習室に来ていた

当たり前の話をするが
アイドルと言うか人に全く興味のない彼女は
もちろん、アイドル帝王EXOの存在も知る由もなかった

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「COMAXちゃんさ、」
『漆黒のCOMAX』

「…面倒だからCOMAでいい？」

『漆黒が重要なのに！』
(あとX付けろよ！そこも重要なんだよ！)

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練習生からしたら相当ラッキーな事だ
だって本物のアイドルに会えたのだから

「COMAちゃんは何でココに居るのかな？」
『目の前がドアだったから』

「極論すぎて何も言えねぇ！！！！！」

優しく問いただすチャニョルと
背後でちょっと面倒くさそうに聞いているもう一人

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そんなもう一人が口を開いた

「ヒョン、こういう奴は
　優しく言ったってダメなんですよ」

(そもそも頭のネジが飛んでる奴なんだから)

『見ず知らずの人間に
　初対面で悪口言われて草』

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