【NARUTO】打倒原作だってばね【成り代わり】

打倒原作！　　　　３４ ページ34

サスケと結婚しないと宣言し、私は急いで家を出た

あのままあそこにいれば、きっと質問攻めされていたに違いない

特にイタチ兄ちゃん……


もう絶対複雑な心境だったよね？

大事な弟に好きな人が出来て嬉しい

でも、大事だからこそ離れていくのが悲しい……みたいな？


もうさ、サスケがイタチ兄ちゃんと結婚すれば良いんだよ

……あ、でも性別の壁があるのか


『うーん、難しい問題だってばね』

「何が？」


ヒュッと喉が鳴る


後ろを振り向けば、にっこりと笑うカカシ先生が見えた

……全然気付かなかったよ


『か、かし先生……こ、こんにちは』


取り敢えず挨拶して誤魔化そう

先生の事だ、すぐに忘れるに決まってる

……根拠はないけど


「こんにちは、A」


もうさ、暗部って怖いよね

気配感じないし

……あ、でも前まで私を見張ってた暗部の人たちはわかりやすかったわ


でもあれだね、やっぱりカカシ先生の気配はわからない時がある

流石天才！


「……で、何が難しい問題なの？」


……おわた！


落ち着け、何の問題があるというんだ

別にサスケに結婚して〜って言われましたで良いじゃん


……いやでもなぁ!!

そんなに深く考えてるの？ って馬鹿にされそう

どうせ子供特有の事なのに〜って感じで


いや、私の中のカカシ先生ってどうなってるんだろ

ちょっと性格悪すぎるよね……


『いや……その』


どーしよーう

別の事を言うにしても、難しい問題って何がある？


「なあに」

『……サスケっていう友達がいるんだけど、なんていうか……結婚しよう、みたいな？ そんな事を言われたんだってばね』


くそおおお

カカシ先生の優しい声に惑わされたああああ!!

でもめっちゃ良い声だった……幸せ


「……ふうん、サスケねぇ」


あれ？

サスケとカカシ先生って知り合いだっけ??

原作突入してから知り合ってるよね……??


……謎過ぎるうう

まぁ暗部だから知ってても、別に……


んんん？

でも自己紹介の時にうちは一族か……みたいなこと考えてたよね

やっぱりちょっと変？

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