感情、にじゅうごこめ ページ27
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霞柱の動きを見ながら、呼吸を変える
元々ある星の呼吸
そして、今習得中の水の呼吸
多少の負担はあるが、霞柱とほぼ対等にやり合えている。
て言っても手加減されてるからなんですけどね
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無「まぁいいんじゃない？」
A「…そりゃどうも」
無「ただ、たまに迷いが感じられる」
A「…」
無「もっと自信持ちなよ。上弦倒したんでしょ？」
A「……」
倒したのは倒した
だけど、一般市民の人を死なせてしまった
天元さんの腕がなくなってしまった
守りきれなきゃ、倒しても意味が無い
無「…ちょっと来て」
A「…？」
無「君たちは適当に打ち込みでもしてて」
「は、はい!!」
他の隊士ほったらかしてまで、私に何をするんだこの人は
もう柱怖いんだよ。読めないし
そして連れてこられたのは、霞柱の部屋
何かを探しているのか部屋の中をうろうろとしている
無「……あ、あった」
無「はい」
A「…なんですか、これ」
霞柱に渡されたのは、水色の香袋
なんでこれ渡されたんだ…
無「それ、あげる」
A「…はい？」
無「だから、あげる」
A「なんで私に渡すんです？」
そう聞けば「うーん」と考える素振りをする
しばらくの沈黙の後、霞柱は
無「…なんとなく？」
と言った。
なんだ、なんとなくって
しかも疑問形
無「お守りとして持っててよ」
無「多分、役に立つと思う」
A「……ありがとう、ございます。」
何に役立つのかは知らないけど、私は貰った香袋を羽織の内側にしまった。
歩く度に、金木犀のいい香りがした。
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奏空(プロフ) - 葵羽さん» こちらも見てくださってたんですね！ありがとうございます！頑張ります！ (2020年4月17日 21時) (
レス) id: 1083f72b11 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽(プロフ) - すごく面白いです！奏空さんの作品はどれも大好きです(*^^*)無理せず奏空さんのペースで更新頑張ってください！応援してます！ (2020年4月17日 19時) (レス) id: bccf6ec4c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏空 | 作成日時：2020年2月21日 23時
